- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道新ひだか町
- 広報紙名 : 広報新ひだか 2025年3月号
◆危険業務従事者叙勲
▽瑞宝双光章(防衛功労)
元1等陸尉・松村 務(つとむ)さん(61)…静内神森
松村務さんは、昭和57年に陸上自衛隊に入隊し、真駒内駐屯地や名寄駐屯地勤務を経て、昭和63年より静内駐屯地に配属され、平成29年に定年退職するまでの長きにわたり、飛行幹部や飛行班長として従事されました。
「東日本大震災や熊本地震など多くの災害派遣を経験し、被災地での活動を通じて自衛隊の必要性を再確認すると同時に、職務に対する重責を自覚しました。今回の受章は、妻や子どもの理解と支え、職場の先輩の指導、同僚、後輩の協力のおかげであり、本当に感謝しています」と述べました。
▽瑞宝単光章(防衛功労)
元准陸尉・北川 功一(こういち)さん(62)…静内青柳町
北川功一さんは、昭和55年に陸上自衛隊に入隊し、東千歳駐屯地勤務を経て、平成12年8月より静内駐屯地に配属され、平成27年に定年退職するまでの長きにわたり、広報陸曹や庶務幹部として従事されました。
「昭和62年の豪雨による災害派遣で、堤防補強活動によりずぶ濡れで待機所に戻ると、地元の方々が自身も不安を抱えながら我々に炊き出しをしている姿に、職務の重要性を改めて感じたことを覚えています。この度の受章を誇りに思うのと同時に、家族を含め、これまで支えてくれた全ての人に感謝申し上げます」と述べました。
◆善行表彰
▽(株)道南…静内駒場
町は、12月2日に奨学資金として500万円を寄付した(株)道南(木原訓(さとし)代表取締役)へ2月18日に善行表彰を贈りました。
大野町長から表彰楯を受け取った木原弘紀(ひろのり)取締役社長室長は、「環境を整えて子どもたちに良い教育を受けてもらい、UターンやIターンをする人を含め、地元でまちづくりの一端を担う人材が育ってくれるとうれしい」と話し、同席した久保田教育長は「町の将来を背負って立つ子どもたちの学びをより一層充実させていきます」と述べました。
(※木原の「原」の正式表記は異体字です。)
▽(有)五十嵐産業…札幌市
町は、令和6年3月8日に二十間道路桜並木樹勢回復事業として300万円を寄付した(有)五十嵐産業(五十嵐豊和(とよかず)代表取締役)へ2月7日に善行表彰を贈りました。