- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道新ひだか町
- 広報紙名 : 広報新ひだか 2025年5月号
◆町の歴史をたどるミュージアム・トーク
町教育委員会主催の「令和6年度ミュージアム・トーク」が3月23日に博物館で開かれ、約10人が来場しました。
このイベントは、学芸員などが地域の自然や歴史、文化につい研究した内容や行った事業など4つのテーマについて発表。
「町にカッパはいるのか?」と題した研究発表では、地理情報システムやアイヌの伝承などをもとに考察し、作成したカッパ出没マップが披露されました。
来場者は、観光やまちづくりにマップを活用していきたいという学芸員の話を興味深く聞いていました。
◆地域見守り活動に関する連携協定締結
町と高齢者支援事業所あーるず「れんと」(小田島康博(やすひろ)代表)による「高齢者等弱者の地域見守り活動に関する連携協定」が3月26日に締結されました。
この協定は、高齢者の生活支援を行っている同社が、利用者の安否確認などを強化し、高齢者の孤独死を未然に防ぎ、安心で安全な生活の推進に寄与することを目的としており、地域の見守りに関する協定締結は今回で29事業者目となります。
小田島代表は「24時間365日体制で、町のために協力していきたい」と話しました。
◆静内農業高校学校給食の提供スタート
全国各地から多くの生徒が入学している静内農業高校への学校給食の提供が4月9日から始まりました。
この取り組みは、町外から同校に進学し、寮や下宿から通学している生徒にも学校給食を通して栄養バランスの取れた食事を摂ってもらうことを目的に町が実施。今年度は希望者126人に給食を提供します。
寮から通っている3年生は「温かくておいしい昼食を食べられるのはうれしい。金額も安いのでとても助かる」と話しました。
◆レキシントン市で交流友好親善訪問団派遣
3月25日から4月3日にかけて、町内の中高生4人と引率者1人が友好親善訪問団として姉妹都市の米国レキシントン市に派遣され、施設見学や市長への表敬訪問のほか、学校一日体験やホームステイなどを通じて異国文化を学び、同市の方々と交流を深めました。
4 月11日に静内庁舎で行われた帰町報告会では、生徒たちが「本場のハンバーガーやピザはおいしかった」「日本にはない施設がたくさんあって楽しかった」「いろいろな国の人と交流できて良い経験になった」など、思い出を報告しました。
◆静内産業土建(株)AKOZ HOME日高管内初の特別賞受賞
省エネや二酸化炭素削減などへ貢献する優れた住宅を表彰する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2024」で特別賞を受賞した静内産業土建(株)AKOZ HOME(高橋幸二(こうじ)代表取締役社長)が4月11日に静内庁舎を訪れ、大野町長に報告を行いました。
同社が建てる『ファースの家』は、省エネで低燃費、高い耐久性と住宅性能が評価されての受賞となりました。
高橋社長は「今後も地域の皆さまや建てていただいたお客さまに感謝しながら、性能の良い家づくりをしていく」と話しました。