- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道鹿追町
- 広報紙名 : 広報しかおい 令和7年3月号
エゾナキウサギが暮らす自然は、世代を超えて残したい、とかち鹿追ジオパークの象徴的な自然遺産です。エゾナキウサギの住処となる岩場は、然別湖周辺の火山活動が元になって誕生しました。その特殊な地形が、地下に冷気を取り込み、地下氷をつくり、エゾナキウサギが好む冷涼な環境をつくりだしています。周囲には高山植物やコケ類も育ちます。周辺の植物はエゾナキウサギの食料となり、また、美しい景観を生み出しています。
さて、現在、エゾナキウサギが暮らす環境には人間に起因するさまざまな問題が起こっています。顕著になってきた地球温暖化、エゾナキウサギの生息地を訪れる人々の長時間の滞在や周辺植物を踏むことは、エゾナキウサギに悪い影響をもたらすでしょう。
では、温暖化や生息地での人間のふるまいによって実際はどんな影響がどのくらい出るのでしょうか。近年、さまざまな分野の研究者が、エゾナキウサギや、生息環境について調査研究を進めています。とかち鹿追ジオパーク推進協議会では、3月にその研究内容について話を聞き、議論する研究集会を開催します。詳細についてはホームページをご覧ください。
エゾナキウサギが暮らす自然に親しみつつ、守っていく方法は、きっとあります。起こっていることを知り、行動につなげていきましょう。
問い合わせ:とかち鹿追ジオパーク推進協議会事務局(ジオパーク推進課)
【電話】67・2089