くらし まちづくりレター〜寄せられたご意見と町からの回答を要約して掲載します〜

◆[ご意見]映画の上映について
映画作品「有り、触れた、未来」(山本透監督)の上映会を開いて欲しいです。令和5年3月に上映されたのですが、道内では江別だけでした。考えさせられ、感動する作品です。

▽お答えします
ご要望の映画上映についてですが、例えば新得や十勝にゆかりのある作品の場合は教育委員会が上映に関わることもありますが、それ以外の作品については基本的に教育委員会が上映することはありませんので、今回の要望についても同様の取り扱いとさせていただきます。なお、実行委員会形式での自主上映ということであれば、教育委員会で会場や音響設備、運営方法など費用負担以外の可能な範囲で協力をさせていただきますので、ご相談ください。(社会教育課)

◆[ご意見]地域の移動支援体制について
(1)福祉有償運送の運行範囲について「管内のみ」に限定されており、南富良野町が利用対象外となっている現状です。また「本人の通院のみ」という規定もあることから家族のお見舞いなどには利用できません。町民の実際の生活圏に即した運行範囲の見直しや、特例的な対応が可能となる仕組みの導入をご検討ください。
(2)全盲の方などの重度障害者のために交通手段の移動制度だけではなく、同行支援などの検討をお願いします。
(3)福祉サービスの提供者と相性が合わず、利用が困難となっているケースがありますので、利用者が安心して支援が受けられるようなマッチング制度や相談窓口の拡充をお願いします。

▽お答えします
(1)本町では福祉有償運送事業を社会福祉協議会が実施しておりますが、運行範囲を原則管内のみとしています。これは、管外の場合は峠を超える必要があるなど地理的な障壁があることや、人員や車両が限られていることなどが理由ですが、いただいたご意見を踏まえ、1日の運行距離を制限した上で、天候や道路状況を考慮し、安全な運送を確保できると判断した場合は、管外であっても運行できるよう、制度の見直しを検討してまいりたいと考えております。
また、本制度は公益性の高い移動支援のため、利用目的は本人の通院、福祉施設への入退所時のみとしています。
(2)視覚障害者の移動支援として「同行援護」という障害福祉サービスがありますが、現状本町では提供体制が整っていないことから、今後の地域課題として捉え、自立支援協議会において協議してまいります。
(3)限られた資源の中でサービス提供していることから、取捨選択できるほどの人材がいない状況です。その中で質を維持した適切なサービスを継続的に提供するよう、町内の障害福祉サービス提供事業所は日々努力しているところです。
(保健福祉課)