- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道芽室町
- 広報紙名 : すまいる 令和7年11月号
■団体委託型地域おこし協力隊 仲森曹志(なかもりそうし)さん
新嵐山再生のため、今年10月新たに団体委託型地域おこし協力隊に着任された仲森さんにお話しを伺いました。
▽教員時代の経験をきっかけに
仲森さんは大阪府出身で、大学卒業後は横浜市内の小学校教諭として3年間勤めました。総合学習の授業では、子どもたちが話し合って一つのテーマを決め、1年をかけ地域の人たちと一緒に盛り上げる活動をしていたそうです。「町の人にアポイントや許可を取るのは大変だったが、一生懸命取り組むうちにどんどん楽しくなっていった。活動が終わったときの子どもたちと一緒に味わった達成感は強く印象に残っている」と地域おこしに興味を持ち始めたきっかけを振り返ります。その後、ずっと住んでみたかったという北海道での協力隊募集を探し、新嵐山再生の募集を発見。運命を感じた仲森さんは迷わず協力隊員に応募し、この度、新たに新嵐山再生の団体委託型地域おこし協力隊に着任しました。
芽室町の印象を聞いてみると「優しい人が多い。店員さんの対応も手厚く、余裕がある人が多いのかなと思う。自分も頑張ってそうなりたい」と話してくれました。
▽芽室初の「団体委託型」地域おこし協力隊
芽室町で団体委託型地域おこし協力隊が着任するのは今回が初めて。委託先の団体は新嵐山の管理運営先である株式会社まちのミライです。
団体委託型地域おこし協力隊とは、受入事業者が雇用・採用した方を町が協力隊として委嘱する制度。人件費や活動費は受入事業者が支払い、その同額を町から委託料を事業所に支払います。
地域おこし協力隊の役割である地域力の維持・強化に加え、企業の専門性と自由な活動による課題解決や任期終了後の隊員の継続的な関与も期待されます。
▽みんなが集まる新嵐山の未来に向かって
新嵐山での業務は新しいことの連続です。スキーシーズンに向けて貸し出し用品の整備をしたり、壊れかけた橋を工具を使って直したりなど「色々教えてもらいながら新しいことを学んで、自分ができるようになっていくのが楽しい。失敗を恐れずいろいろなことに挑戦し経験したい」とチャレンジ精神を見せてくれます。
新嵐山の再生というミッションに対しては「新嵐山がみんなの居場所になればいいなと思う。いろんな人の力を借りたり教えてもらったりしながら、地域が集まれるようなイベントをやりたい」と気合十分!
新嵐山再生の熱意に燃える仲森さんに、みなさんエールをお願いします!
