- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道更別村
- 広報紙名 : 広報さらべつ 令和7年5月号
〜子どもからお年寄りまで笑顔と笑い声があふれ、一人ひとりが輝く村〜
◆東松島市・市制20周年記念式典に出席
4月2日(水)本村と友好姉妹都市である宮城県東松島市の市制施行20周年記念式典に織田議長と共に出席してきました。
当日の開会セレモニーでは、三百年以上も地域に伝わる大曲獅子舞保存会による勇壮な太鼓と演舞が披露され、続いて東松島ふるさと大使によるバイオリンとピアノのミニコンサートが行われました。式典にふさわしい文化の香り漂う格式の高いオープニングとなりました。
その後、式典が挙行され、式辞の中では、渥美市長の市制施行20周年への熱い想いが語られました。特に、震災を乗り越え、住民一丸となって未来へ力強く前進する今日の東松島市のたくましい姿を強調されておられました。
「東日本大震災では、死者・行方不明者を合わせて1333人に達する甚大な被害となりましたが、国・宮城県からの手厚い財政支援や国内外の皆様からの温かい支援・応援を頂き、「復興のモデル市」を目指して様々な取組を進めた結果、ハード事業の復旧・復興は完了しました。引き続き被災者に寄り添う「心の復興」を進めていきます。2018年には「SDGs未来都市」2022年には「第1回脱炭素先行地域」に選定されたことを踏まえ、将来に向けた「地方創生」の理念に沿った「住み続けられ持続・発展する東松島市」「地方創生のトップランナー」を目指し、様々な取組をさらに進めてまいります。」との渥美市長のまちづくりにかける強い決意をお聞きすることができました。
友好都市の紹介では、全国6市町区を最初に取り上げられ、記念誌の中でも「更別村とは、東松島市(旧矢本町)が1997年(平成9年)に「友好姉妹都市提携」を結び、教育・文化・スポーツ・観光など幅広い交流を進めています。「海と大地子ども交流事業は「友好姉妹都市提携」を結ぶ前から実施しており、30年以上の交流が続いています。」と紹介されています。(姉妹都市は更別村のみ)
式典では、来賓として宮城県副知事や近隣の市町村長・議長、国会議員や県議会議員、地元議員や自治会長、ブルーインパルスで有名な松島航空基地司令の皆さんをはじめ、300人以上の方々が招待され、大盛会となりました。
式典終了後に予定されていた記念植樹は、悪天候のため室内での撮影となりましたが、その後友好都市の首長・議長の皆さん、渥美市長・市役所幹部の皆さんと意見交換会もあり、大変有意義な時間となりました。
今年度の子ども交流は、更別村の子どもたちが東松島市を訪れます。市長、教育長、交流会長の皆さんに、くれぐれもよろしくお願い申し上げ、今後の益々の連携と絆を深めることを相互に固く確認し、帰路に着きました。