- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道大樹町
- 広報紙名 : 広報たいき 令和7年2月号 No.682
皆さん、お疲れ様です。
有害鳥獣対策支援のため、地域おこし協力隊として活動しているノンタンこと、小川令人です。
エゾシカは美しい動物ですが、牧草やデントコーン、馬鈴薯などに農業被害を出す動物でもあります。令和5年度のエゾシカによる町内での農業被害額は、1億1,800万円にもなります。そんなエゾシカたちを猟友会員は仕事の合間を縫って駆除しています。以下のグラフは駆除頭数の推移を表したもので、ここしばらくは年間1,000頭程度となっています。
これだけ駆除していても生息数は減りません。エゾシカは自然増で1.2倍ずつ増えているという報告があります。
積雪が多いと、冬の食事が困難になり生息数は一定に保たれますが、近年の積雪の少なさからエゾシカにとって暮らしやすい冬となり、微増傾向が続いています。そんな中、猟友会の役割はより重要になってきています。
猟友会の活動や狩猟に興味がある方は、農林水産課までご連絡ください。