子育て 函館工業高等専門学校と包括連携協定 締結!

9月12日に役場で協定締結式を行い、清水一道校長と黒川町長が協定書に署名しました。
この協定は、包括的な連携のもと相互に協力し、地域社会の発展と人材育成および学術の振興に寄与することを目的としており、小中学生向けの出前講座や科学教育の実施、宇宙関連産業の推進や、防災対策など地域の課題解決に向け、函館工業高等専門学校の技術力、研究力を生かして連携するものです。協定式の前日には大樹小学校と大樹中学校で出前授業を行いました。

■たまごが割れないようにするためには?
大樹小学校6年生の授業では、清水校長が「コミュニケーション能力向上を目的とした卵パッケージコンテスト」の授業をしました。児童たちは班に分かれて、段ボールとガムテープだけを使って、2階から生たまごを落とした時に割れないようにするためにはどのようなパッケージにしたらいいか、を試行錯誤しながら作成しました。
児童たちは同じ班の子だけでなく、函館工業高等専門学校の先生や学生とも積極的にコミュニケーションをとり、アドバイスをもらっていました。

■電子オルガンの仕組みって?
大樹中学校2年生の授業では、函館工業高等専門学校の学生が先生となり、身の回りにあるもののプログラミングについて授業をしました。座学の後は生徒たちが実際に電子オルガンを組み立て、みんなで演奏しました。
授業の最後に、清水校長は「人間は一生のうちに会うべき人には必ず会える。この授業も縁。日本はものづくりの人材がいなくて、将来ものづくりができなくなる。ものづくりの楽しさを知って、理系に進んでもらいたい」と話していました。