- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道大樹町
- 広報紙名 : 広報たいき 令和7年11月号 No.691
■物語はどのように生まれるのか
人気シリーズの制作秘話
生涯学習センターの視聴覚室で文学講演会を開催しました。絵本作家の、どいかやさんをお招きし、物語が生まれたきっかけやキャラクターの名前の付け方などのお話や、人気シリーズ「チリとチリリ」やアイヌの昔話「ひまなこなべ」の読み聞かせ、サイン会や写真撮影会をしました。「チリとチリリはおもしろいことを見つけるのがうまい2人で、今は憧れの存在になっている」という言葉や、着ているワンピースやネイルなど身の回りがチリとチリリの柄であふれていることから、どいかやさんのキャラクター愛を感じる講演会でした。…9/15
■健康の秘訣は…
長い人生に顕彰を
石坂にお住いの辻󠄀本弘さんが9月15日に100歳を迎えられ、黒川町長から表彰状が手渡されました。
明るく元気に出迎えてくれた辻󠄀本さんは、血圧の薬を飲んでいるだけでかなりの健康体で、健康や長寿の秘訣は毎日晩成温泉に入浴していることだそうです。娘さんは「100歳にしては元気」と笑顔で話されていました。辻󠄀本さんの人生譚にも花が咲き、大正時代の貴重なお話を聞かせてくれました。記念写真の撮影の際には家族に囲まれて幸せそうに笑っていました。これからも健康で元気に過ごしてください。…9/16
■慣れない発音もスラスラと
緊張を力に変えて
大樹中学校の体育館を会場に、英語暗唱大会を開催し、2年生2人、3年生3人が出場しました。全校生徒や保護者、大樹小学校の6年生が見ている前で、出場者は堂々と発表していました。
講評では、人前で話すだけでも緊張する上に英語で暗唱したこと、やり切ったことの素晴らしさ、日本語にはない発音がきれいにできていたことが評価されていました。
最優秀賞に選ばれた3年生の大左古恵悟さんは、大樹中学校を代表して十勝大会に出場します。…9/17
■今年度は十勝管内唯一の表彰
花壇で町を華やかに
令和7年度道路功労者表彰で、松並行政区が公益社団法人日本道路協会長表彰を受賞しました。
長年にわたり、国道236号の植樹帯への花植え、水やりなどの道路美化活動を行っていることが評価されました。役場で行われた伝達式には阿部哲男区長が出席し、帯広開発建設部の空閑健部長から表彰状が授与されました。
空閑部長はあいさつの中で「安らぎを与えてくれる素晴らしい景観で、安全安心の道路整備の励みになる」と話されました。…9/24
■今ある資源を最大限に活用
将来の不安を地域の資源に
経済センター2階で、空き家の管理・活用・相続セミナーを開催しました。
講師の幕別町地域おこし協力隊の谷保明洋氏から空き家についての幕別町の取り組みや課題などをお話ししていただきました。播間総合法務事務所代表司法書士の播間章浩氏からは、大樹町で実際にあった空き家対策の事例や法改正についてわかりやすく説明していただきました。個別相談会も行い、空き家について深く知る機会となりました。…9/27
■大樹の食材を学び、味わう
秋サケってどんな魚?
大樹漁業協同組合女性部主催の食育授業が大樹小学校で行われました。小学5年生を対象として、秋サケを題材に、地元で獲れた水産物を広くPRして食育の一翼を担うことを目的としています。
本物の秋サケを見ながら、体の作りやオスメスの見分け方を学び、三枚おろしや筋子をほぐしていくらにすることを体験しました。
たくさんのことを教えてくれた秋サケは、児童たちが大切に調理して、みそ汁と鮭いくら丼にしておいしくいただきました。…10/1
