- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道大樹町
- 広報紙名 : 広報たいき 令和7年11月号 No.691
皆さん、お疲れ様です。
有害鳥獣対策支援のため、地域おこし協力隊として活動しているノンタンこと、小川令人です。
今年はドングリやクルミ、山ぶどうなどの山の幸の多くが不作です。そのため、ヒグマたちのエサが不足しており、冬眠に向けて栄養を蓄えるために、より積極的に町の近くまで足を伸ばしていると考えられます。ヒグマが冬眠に入る12月末頃までは、屋外で活動する際には注意していただければと思います。
他方、大樹町では有害鳥獣対策実施隊を編成し、パトロールに当たっています。今年の4月から9月までの6か月間で28頭のヒグマを駆除しました。この数字は、過去最多の捕獲頭数を記録した2023年度の31頭に迫る数字で、このままいけば記録を塗り替えるかもしれません。
町民の安全安心な暮らしを守るために活動している実施隊員や、隊員をサポートする役場の存在を知っていただければ幸いです。
■大樹町における12年間のヒグマ捕獲頭数

※2025年は9月末現在
