しごと 地域おこし協力隊を紹介します Profile No.4

プロフィール:佐藤昌実さん
愛知県生まれの48歳。名古屋市内の情報メディア専門学校卒業後、ITベンチャー企業就職~個人事業主~法人設立などシステムエンジニアとして活躍。令和5年7月に協力隊隊員として着任。

■IT関係の仕事からエゾシカ皮の革製品を手掛けようと思ったきっかけは?
前職の仕事はやり尽くしたので、仕事を辞めて旅をしながら、理想の移住先を探して北海道にたどり着きました。
地元のハンターの方から廃棄される鹿皮の話を聞き、何となく自然の流れから外れているような違和感を感じました。それを何とかしたいと思いましたが、誰もやっている人がいなかったので、それなら自分でやってみようと思ったのがきっかけです。

■移住先を足寄町に決めたのは?
移住体験住宅でのお試し生活中に、楽しそうな人や場所を知り、もう少しここに居たいなと思いました。そして鹿革の活動で、地域おこし協力隊として採用されたのが移住の始まりでした。

■住んで感じた町の印象は?
スーパーマーケットやドラッグストアなどがあるので生活で困ることはなく、施設やお店などで待ち時間がないことも、ストレスフリーですね。
野生動物たちの身近なへき地エリアで暮らしていますが、それが自分には合っているようです。

■今後どういう活動をしていきますか?
革製品の製作とイベントへの出店がメインになると思います。あと、地域おこし協力隊隊員の活動拠点や、地域とのハブになる場所を作りたいと思っています。隊員の活動開始からいろいろと状況は目まぐるしく変わり、任期終了後のことは自分でもまだ分からないので、思い付くことはやってみようと思っています。

■町民の皆さんへメッセージを
人見知りで猫かぶりなので、すました顔をしていると思いますが、もし見掛けたら声を掛けてもらえるとうれしいです。

◆編集後記
佐藤さんは、システムエンジニアの経験などクリエイター要素が強く、いろいろとアドバイスをしてくれる頼もしい方です。ぜひ声を掛けてみてください。