- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道足寄町
- 広報紙名 : 広報あしょろ 令和7年5月号
■町国民健康保険病院における人間ドック等検診費用の助成について
町では、疾病の早期発見と早期治療を目的に町国民健康保険病院で受診する人間ドックの検査費用および胃カメラによる胃がん検診費用の一部を助成しています。
◯対象者
町内在住の40歳以上で次に該当する方
・町国民健康保険または後期高齢者医療制度の加入者
・上記以外の健康保険加入者のうち被扶養者
◯自己負担および助成内容
・人間ドック…自己負担額20,000円(町助成額21,195円)
・胃カメラによる胃がん検診…自己負担額3,000円(町助成額13,126円)
◯検査項目
身体測定、血液・尿検査・肺機能・視力・聴力検査、心電図、腹部エコー、胸部レントゲン検査、便潜血検査、胃カメラ検査
※胃バリウム検査は助成対象外。
◯申し込み方法
こども・健康課保健推進担当へ申し込みし、クーポンを受け取り後、ご自身で町国民健康保険病院へ受診予約してください。
◯申込期日
令和8年2月27日(金)
◯その他
・人間ドックの助成を受けた場合、脳ドックやPETがん検診等の助成は受けられません。
・受診結果は病院から町にも結果が通知されます。個人情報は健康づくりの目的以外には使用しません。
詳細・申込先:役場こども・健康課保健推進担当
【電話】25-2571
■空家等の適正管理をお願いします
◯空家等とは
国の基本方針では、長年人が住んでいない使われなくなった廃屋のみだけではなく、使用していない状態が1年以上続いている建築物を「空家等」と規定しています。
◯空家等の管理
空家等を放置し続けてしまうと、老朽化が進み、さまざまなリスクが発生します。
空家等の適正な管理は、所有者等(所有者・管理人・所有者が亡くなっている場合は相続人)に定められた責務です。国内では老朽化したコンクリートブロック塀が倒壊したことで死亡者が出るなど痛ましい事故も発生しています。
もし老朽化が進んだ空家等を放置し他者に被害を及ぼしてしまった場合は、数千万円~数億円の賠償金を支払う可能性があります。ご自身だけではなく、空家等の周辺にお住まいの方のためにも定期的な点検や戸締りを徹底し、壁の破損や倒壊の恐れがある際は早めに修繕、解体をするなどの適正な管理をお願いします。
◯空家等になる前の対策
空家等が管理不全となり、放置されてしまう主な原因に相続問題があります。自宅が空家等になることは、誰にでも起こりえます。家屋等の所有者が今のうちにできることは、空家等になった場合にどうするか(売却、解体、賃貸)をはっきり決めておくことです。自分の意思をあらかじめ家族に伝えておくことで相続人の負担を大きく減らすことにもつながります。
令和6年4月1日に、相続登記が義務化されました。不動産を相続したことを知ったときから、3年以内に相続登記をしなければ「10万円以下の過料」が科せられます。相続登記義務違反者を法務局が知ったときに、義務違反者に対して催告がされ、相当の期間が経過しても相続登記がされない場合は、裁判所への過料通知が行われることになります。なお、令和6年4月1日より以前に相続が開始している場合も、3年の猶予期間がありますが、義務化の対象となります。
不動産を相続したら、早めに登記の申請をしましょう。
また、相続を放棄しても他の相続人や相続財産管理人がいない場合は管理を続けなければなりません。管理を怠ったことで他者に被害を及ぼした場合は、賠償責任を問われる恐れがあります。
◎詳しくはこちら→法務局ホームページ
※詳細は広報紙9ページのQRコードをご覧ください。
◯空家等になった後の対策
町では、老朽化が進んだ空家等を解体する際の補助金として「住環境・店舗等整備補助金(老朽危険空家等除却)制度」を設けています(令和7年度募集は6月以降を予定)。
危険な空家等の解体を検討中の方は、ぜひこの制度をご活用ください。
また、足寄町・本別町・陸別町の3町で運営している「とかち東北部移住サポートセンター」では、売却・賃貸を希望する空家等の情報をホームページに無料で掲載し周知しています。比較的状態の良い建物は、選択肢も増えますので、空家等の利活用を検討している場合は早めに決断し、空家等の適正な管理に務めてください。
◎とかち東北部移住サポートセンター
◎老朽危険空家等除却制度
※詳細は広報紙9ページのQRコードをご覧ください。
詳細:役場まちづくり推進課地方創生担当
【電話】28-3851