くらし 町長コラム No.29

■浦幌町長 井上亨

この度、高市早苗氏が日本初となる女性首相に就任されました。
混迷する政治経済、待ったなしの外交問題など課題は山積しておりますが、多くの支持を得て首相となったからには存分に手腕を発揮してもらいたいと期待します。
さて、高市首相は「AIを活用して行政を革新する!」と意気込まれていますが、これが地方自治体の未来にどう影響するのでしょうか?その答えは、ちょっと驚きの展開かもしれません。
先日、札幌でAIに関する講演会に参加してきました。正直、ここまで進んでいるのかと驚きを隠せません。AIがあらゆる業務を効率化し、私たちの仕事のスタイルが大きく変わる未来が、すぐそこまで来ていると感じたのです。
その数日後でした、ニュースでアマゾンがAI導入に伴い大量の従業員を解雇したと発表。AIの導入によって仕事が自動化される一方、人間の仕事が減るという現実に直面したわけです。この話、他人事ではないと感じてしまいます。役場職員だって、同じようにAIに仕事を奪われるかもと一瞬不安がよぎりました。
とはいえ、完全に役場の仕事がAIに取って代わられるわけではありません。書類作成やデータ入力など、反復作業はそれに任せればいいのです。そして、職員はもっと「人間らしい」仕事、例えば現場に出向き住民の皆さんと顔を合わせて相談を聴くなど本来の仕事に専念できるのです。仕事を奪われるのではなく、AIを活用したまちづくりが始まる新時代へと移行していくのだと思います。
そういえば、ドラえもんはのび太君が困っていると四次元ポケットからひみつ道具を出してくれました。
しかし、大抵はうまく使いこなせないというのがオチ。
我々もこうならないようAIを正しく使う知識を身に着けることが肝心です。