- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道浜中町
- 広報紙名 : 広報はまなか 2025年1月号
■肥満を予防しよう
No.426 保健師・管理栄養士
皆さんはBMI(Body Mass Indexの略)を知っていますか?BMIは体重と身長の比で算出される値で、肥満や低体重の判定に用いられます。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算することができます。
BMI25.0以上だと、メタボリックシンドロームのリスクが高まります。ただし、BMI25.0未満の人でもリスクはあるため注意が必要です。
◇メタボリックシンドロームとは
内臓脂肪型肥満に高血糖や高血圧、脂質代謝異常が組み合わさり、心臓病や脳卒中になりやすい病態です。
[判定基準]
腹囲
男性:85cm以上
女性:90cm以上
内臓脂肪面積100平方センチメートル以上相当
+
(1)血糖
空腹時血糖110mg/dl以上
(2)血圧
最高血圧130mmHg以上または最低血圧85mmHg以上
(3)脂質
中性脂肪150mg/dl以上またはHDLコレステロール40mg/dl未満
腹囲と(1)~(3)までの項目で2個以上該当するとメタボリックシンドロームと判定されます。
[予防策]
◎食習慣を見直しましょう
「早食い」「不必要な間食・夜食」は食べ過ぎにつながり、エネルギーの過剰摂取になりがちです。また、「夕食に一番多く食べる」ことも太りやすいので、「3食ほぼ同じ量をよく噛んで食べ、腹八分目」を心がけましょう。
◎適度な運動をしましょう
食べ物から摂取したエネルギーの消費が少ないと、体内に脂肪として蓄えられてしまいます。日常生活でこまめに体を動かし、散歩やストレッチなど軽い運動を日課にしましょう。
◎適度な飲酒・禁煙
過度の飲酒は厳禁です!適度な飲酒・禁煙を心がけましょう。