- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道標茶町
- 広報紙名 : 広報しべちゃ No.806 2025年4月号
■カヌーが大好き!
炭田 晃希
茨城県出身
3月をもって協力隊退任となります。
今後も標茶に残りますので、よろしくお願いします!
観光協会事務局支援員の炭田です。3月末をもって協力隊は退任となりますが、これからも引き続き標茶町をPRし、経済活性化に寄与できるように活動していきます。
振り返ると3年間はとてもあっという間でした。SL冬の湿原号など観光列車やオータムフェストをはじめとした町内外のイベントに参加し標茶町をPRし旅行者の方とお話しすることができました。
反響が大きかった、転勤・引っ越してきた方を対象とした「しべちゃを知る日帰りバスツアー」は今年も実施が予定されています。決まり次第SNSなどで告知されますので興味のある方は参加してもらえるとうれしいです。
また、弟子屈・鶴居の観光協会との広域連携事業では台湾でのイベント出展や旅行会社を招待した視察ツアーを開催し、地域の食やアクティビティの魅力を体感いただきました。現在は台湾の旅行会社主催のひがし北海道のツアー販売に向けて調整、準備しています。
最後に協力隊の起業支援制度を活用して「北海道観光デザイン」という旅行会社を立ち上げました。道東ホースタウンプロジェクトの「うまたび」や「ぽん・ぽんゆ」などと協力し地域の旅行会社として事業を行っています。標茶からのお出かけもお手伝いしますので、気軽に問い合わせください。
これからもどうぞよろしくお願いします。
■自然が大好き!
中道 智大
千葉県出身
3月をもって協力隊退任となります。
あっという間の4年間。本当にありがとうございました!
早いもので、私が標茶町に地域おこし協力隊として着任させていただいてから4年が経ちました。振り返ればあっという間の4年間で、しかしながらとても濃い時間をこの標茶町で過ごさせていただいたと思っています。誰も知り合いもツテもなかった私を優しく受け入れてくださった標茶町民の皆様、改めてこの場で御礼をお伝えさせていただきます。
私は主にYouTubeやSNSを通して写真・映像で標茶町の魅力を発信してきました。雪が1cm積もれば大喜びしていた場所に暮らしていた私にとって、自然豊かな標茶町の四季はどの季節も本当に美しく、驚きと感動を与え続けてくれました。鹿や狐を見つけるたびに道路脇に車を寄せては観察し、スーパーへ買い物に行くのに往復3時間かかることも珍しくありませんでした。初めて見た多和平の広がりに、これが北海道かと感嘆し、その日の夜見上げた星空の美しさとあまりに鮮明に見えすぎたために感じた恐怖を昨日のことのように思い出します。少しずつ町の雰囲気や環境にも慣れてきて、今はもう新たな視点でこの標茶町という町を見つめている自分がいます。それは決して悲観的なことではなく、一町民としての視点を持つことが出来たということでもあります。
これからもこの町の一員として、YouTubeや各SNSを通して標茶町の魅力をPRしていきたいと強く思っています。そして何より自分自身がこの町での暮らしを楽しむこと、それは今後もずっと変わりません。これからも標茶町の一員として、この町を愛する者として標茶町で暮らし、この町と共に生きていきたいと思います。