- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道弟子屈町
- 広報紙名 : 広報てしかが 2025年2月号
■自然災害への対策の基本である「自助」について、お手伝いします!
いつ、どこで、何が発生するかわからない自然災害への対策として、ご家庭で食料を備蓄したり、災害時の避難経路を確認したりするなどの「自助」は十分でしょうか?
さて、令和6年元日に発生した能登半島地震を契機に、本町でも自治会や団体から防災講話などの依頼が急増しました(令和5年:1回、令和6年:9回)。直近では昨年12月14日に弟子屈高校で開催された「子育て世代向け防災講座(主催:子育てサークル「てしふぁみ」・地域おこし協力隊生永さん)」で、役場も地元の民間企業とともに防災グッズの展示や、ローリングストックによる非常備蓄食の提供などの支援を実施しました。
この講座には本町在住の防災士も参加され、大雨を想定した図上訓練のグループ討議などでは心強い存在感を示されていたのが印象的でした。初めて顔を合わせた方も地域のつながりを持つきっかけとなったと思います。
1995(平成7)年1月17日の阪神・淡路大震災では、7割弱の方が「自助」により生命の危機を脱したそうです(出典:平成28年『防災白書』)。「自助」と言っても、いろいろあります。最低3日(できれば1週間)分の食料・飲料水の備蓄、家屋の耐震化、家具の固定や寝室の安全性向上などの事前準備や、地域で起こりえる災害の種類や規模、避難開始のタイミングや避難経路の把握などの防災に関する知識や情報の入手が、その第一歩です。
「自助」について、自治会や企業、団体で防災講話、避難訓練、防災備蓄倉庫の見学などの要望がありましたら、下記の問い合わせ先までご連絡ください。自然災害への対
問い合わせ先:役場総務課防災情報係
【電話】482-2912(課直通)