- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県むつ市
- 広報紙名 : 広報むつ 令和7年7月号
■Vol.70 非常用持ち出し袋を準備しよう!
「非常用持ち出し袋」は、地震などの災害発生時に迅速に避難するための必須アイテムです。万が一の事態に備えて、自宅に常備しておくことで、家族の安全を守る大きな助けとなります。
しかし非常用持ち出し袋はただ用意するだけでは不十分です。使用する際に役立つように、内容物の選定や管理を行ない、常に最適な状態を保つことが必要です。右に非常用持ち出し袋を準備する際の注意すべきポイントを3つ紹介します。これらの注意点を確認し、いざという時のために備えておきましょう。
▽~非常用持ち出し袋の注意点~
1.定期的な見直し
非常用持ち出し袋に入れたものは、時間が経つと劣化する可能性があります。定期的に中身を確認し、消費期限が近い食品や古くなった水を交換することが重要です。ここで「ローリングストック」の考え方を取り入れると良いでしょう。ローリングストックとは普段の食事に非常食や水を組み込み、消費した分を補充していく方法です。この方法で食品の新鮮さも保ち、非常用持ち出し袋の中身を自動的に更新することができます。
2.重さと持ち運びのしやすさ
避難所に持ち運ぶことを考慮して、持ち運べる重さに収めましょう。一般的に成人では7~10kgが目安とされていますが、体力や年齢、健康状態によって適切な重さは異なるため、自分で持ち運べる重さに調整することが大切です。また、持ち運びやすいようにストラップやハンドルがしっかりしたものを選ぶと良いです。
3.家族全員への周知
置き場所や中身について、家族全員が把握しておくことが非常に重要です。特にこどもや高齢者は、自分で取り出せるかどうか確認しておくと安心です。
・過去の防災・減災知恵袋も市HPで確認できます。
(本紙二次元コードよりご覧ください)
問合せ:防災安全課
【電話】内線2134