くらし 【Think with ぷーま!】「地域プロジェクトマネージャーを卒業します!(1)

地域プロジェクトマネージャー
周布 祐馬

こんにちは、地域プロジェクトマネージャーの『ぷーま』こと周布祐馬です。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、令和7年6月30日をもって地域プロジェクトマネージャーを卒業します。思い返せば令和4年7月に着任して以来、多くの皆さまに支えていただいた3年間でした。そこで今回は、支えていただいた皆さまへの感謝の念も込めまして、僕の活動を振り返らせていただければと思います。

最初に僕の地域プロジェクトマネージャーとしての役割であり活動方針についておさらいしたいと思います。
・今別や周辺地域の良いところを町内外の人にもっと知ってもらうこと
・地域内外の人と人をつなぐこと
・住みたくなる地域・住み続けられる地域を作る(お手伝いをする)こと
そしてこれらについて地域のみなさんと一緒に取り組むこと。
僕は着任以来このことを念頭に置いて活動をしてきました。では続いて具体的にどんな活動をしてきたのか振り返ってみたいと思います。

■今ある「モノ」「コト」を活かす
町には先人より受け継がれてきた様々なモノやコトがあります。それらは町の人にとっては「当たり前」なのかもしれませんが、町外の人にとってはとても新鮮で魅力的に映ります。
そこで町内の一部の方にもご協力いただきながら、今すでに町にあるものを町外に発信。さらには実際に町外の方に今別まで足を運んでいただき、今別の「いま」を体感してもらいました。
僕の任期中に発信することができたモノ・コトと取り組み内容はこちらです。
=町外に発信した主なモノ・コト=
▽カワラケツメイと茶めし(袰月)
カワラケツメイのお菓子開発、茶めしの調理体験会の開催など

▽一球入魂かぼちゃ(大川平)
かぼちゃスイーツの開発、収穫・加工体験会の開催など

▽青函トンネル入口広場(浜名)
町内外の人が力を合わせたイベントの開催など

▽荒馬(今別・二股・大川平)さきっちょフェスの開催など

同時にこれらの取り組みを実施するために必要な環境づくりにも挑戦しました。

=作った(維持した)場所・組織=
▽AJITO〜愛菜館〜(大川平)大川平地区にコミュニティカフェを開業

▽海峡の家ほろづき(袰月)前任者の勇退に伴い管理業務を引き継ぎ

▽奥津軽社中合同会社(全地域)任期中の取組みを継続的に運営するため

最後に僕が最も力を入れたことについてお話ししたいと思います。
それは「新聞・テレビ・トークイベントなどに出つづけること」です。
新聞やテレビで僕自身や僕たちの活動のことをご覧いただいた方も多いのではないでしょうか。これまでメディアの取材依頼を断ったことは1回もありません。今別のことを覚えていてもらうために、人々の記憶に残るようにするためには、できるだけ多く人の目に触れる機会を作ることが必要と考え、メディアの方々等のご協力のもと、県内外に今別を発信してきました。

いかがでしたでしょうか。紙面の関係上、今回記載できたのは任期中に取り組んだ活動の一部となってしまいました。そこで後日改めて僕の活動報告会を開催したいと思います。僕が何を考えてこれらの活動に取り組んだのか、そして卒業後どうするのか?などを直接お話しさせていただきたいと思います。詳細は同封のチラシをご覧くださいませ。
なお次回が僕のコーナーの最終回となります。最終回は「ぷーまが考えるこれからの今別に必要なこと」についてお伝えできればと思います。今回もお読みいただきありがとうございました。