- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県大鰐町
- 広報紙名 : 広報おおわに 令和7年(2025年)11月号
はじめまして。檜葉三百(ひばさんびゃく)の安彦(あびこ)です。
あるとき町の⽅が安彦を「こりす」と呼んでくださったのをきっかけに、この通信は「こりす通信」と名付けました。これから毎⽉お届けしていきますので、気軽に読んでいただけたら嬉しいです。
私たちは、国の制度を活⽤し、10⽉1⽇から⼤鰐町で「地域活性化起業⼈(きぎょうじん)」として活動を始めました。
このページでは、檜葉三百の取り組みや、⼤鰐町で出会った⽅々へのインタビューなどを掲載し、町の魅⼒を⼀緒に再発⾒できるような記事を発信していきたいと思っています。
■第⼀回⽬は、棟方(むなかた)夫妻
⼤鰐町に来て、⼀番はじめに会った夫妻。
⼤鰐に来るたび、いろいろな⽅を紹介してくださったり、⼀緒に楽しんだりしています。
インタビューしたいと声をかけたら快く、承諾していただきました。
棟⽅さんは、若い頃に伊⾖や軽井沢の貸別荘を借り、仲間と楽しい時間を過ごした経験があり、その思い出がきっかけとなり、「利⽤される⽅にも、同じように⼼に残る時間を過ごしてほしい」との願いから駒⽊で⼀棟貸し宿を始められたそうです。宿泊された⽅から「⼤鰐っていいところだね」と⾔っていただけることが、今では⼀番のやりがいになっているそうです。
○檜葉三百との出会いと印象は?
檜葉三百のお⼆⼈に初めてお会いしたのは、6⽉下旬。
「星の丘INおおわに」に宿泊に来られたときでした。
最初は東京からの観光かと思いましたが、話をしてみると「今⽇は役場に⾏ってきました」とのこと。詳しく伺うと、もともと檜葉を使った商品を販売している会社で、⼤鰐町に⼤きな魅⼒を感じ、今後ここで何かできないかと考えているとのことでした。
お⼆⼈の印象は、とにかくスピード感があり、すぐに結果を出してくれそうな頼もしさを感じました!
○⼤鰐町の魅⼒・好きなところは?
⼤鰐町の魅⼒は、⼭と川とスキー場、それにフレンドリーな⼈達が多いということかな。
■編集後記
⼤鰐町で初めてしっかりお話をしたのが、お⼆⼈でした。
最初から気さくに接してくださり、その後もさまざまな⽅を紹介していただきました。棟⽅さんご夫婦のおかげで、⼤鰐町の中にスムーズに⼊っていけているんじゃないかと感じています。
⼀⽅で、「すぐに結果を出さなければ」とハードルが上がった気もしていますが(笑)、その分しっかりと頑張りたいと思います。
(⾅井)
■檜葉三百って、どういう会社?
「森が整い、私も整う。」をビジョンで、檜葉三百は活動を続けています。
私たちは森をただ利⽤するのではなく、その恵みを最⼤限に活かし、森の産物に新たな価値をつけています。そして、森の維持管理が可能となる価格で市場に届け、その利益を森林保全へと還元しています。
⽬指すのは、300年後を⽣きる⼦どもたちが、豊かな森とともに⼼地よく暮らし、その恵みを享受できる未来。私たちはその実現に向け、挑戦を続けています。最近では、利⽤されていない檜葉の樹⽪から、燻製ビールを作りました。奥⼊瀬渓流ホテルby星野リゾートで取り扱っていただいています。
決して、お酒の会社ではありません(笑)
