しごと いわて県民計画ピックアップ!

一人ひとりの幸福を守り育てる「いわて県民計画(2019~2028)」
いわて県民計画10の政策分野
社会基盤/健康・余暇/家族・子育て/教育/居住環境・コミュニティ/安全/仕事・収入/歴史・文化/自然環境/参画
10の政策分野から今回は「社会基盤」をピックアップ!

県は、デジタル社会における県民の暮らしの向上と産業振興を図るため、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。今回は、デジタル技術を活用した社内データの見える化などにより、業務改善を実現した企業の取り組み事例を紹介します。

■社員の成長と幸福のためのDX
県内の企業や団体の優れたDXの取り組みを表彰する「いわてデジタルトランスフォーメーション(DX)大賞2024」において、「岩舘電気株式会社」が大賞を受賞しました。同社のDXへの取り組みは、平野代表取締役社長が以前勤めていたグローバルIT企業から岩手に戻った2013年に始まりました。会社の情報を全社員に公開することで、社内の情報格差をなくすことが大切だと考え、社内データの共有・集約や、自社開発したシステムによるデータの見える化といった、DXの取り組みを進めてきました。「社員に働きやすい環境を提供することで、仕事をする喜びを感じてほしいという思いから取り組みを始めました。結果、社員が、必要とする情報を即時に入手できるようになり、残業時間を削減できただけではなく、会社の業績も上がり、社員の給与増にもつながっています。今後も現場のニーズに合わせて柔軟に最適化を進めていく予定です」と平野代表取締役社長。県内では、地域や企業でさまざまなDXの取り組みが進んでいます。

写真が2枚あります。
1枚目:「いわてDX大賞2024」授賞式の様子(平野代表取締役社長は前列右から2番目)
賞状とトロフィーを持った8名の受賞者たちと達増知事が並んで写っています。
2枚目:ノートパソコンに手をかけて話すメガネをかけた平野代表取締役社長です。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。

データ:岩舘電気株式会社 盛岡市長田町23-27【電話】019-651-6666
二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。

いわて県民計画についてもっと詳しく知りたい方はこちらもチェック!
いわてグラフ専用サイトの二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。

DXとは、単にデジタル技術を導入するだけでなく、既存の業務の流れや組織文化を変え、人間にしかできない新たなサービスの提供を可能にするなど、付加価値を創出するものです。県は、「行政のDX」、「産業のDX」、「社会・暮らしのDX」、「DXを支える基盤整備」という4つの取り組み方針に基づき、あらゆる分野での利便性や生産性の向上に取り組んでいきます。

図があります。(出典…岩手県DX推進計画)
最先端のデジタル技術の活用誰もがデジタルを利活用できる環境の整備などのDXを支える基盤整備の上に
・行政のDX(業務の効率化行政サービスの向上)
・産業のDX(産業の生産性向上産業の高付加価値化)
・社会・暮らしのDX(県民の利便性向上新しい暮らしの実現)などにより
目指す姿は、DXの推進により、県民一人ひとりが快適に暮らすことができ、幸せを実感できる「お互いに幸福を守り育てる希望郷いわて」とつながっていきます。
※図は本紙またはPDF版をご覧ください。

○「いわてDX大賞2024」受賞団体が決まりました
「いわてDX大賞2024」には、県内の10団体からご応募をいただき、選考委員会による審査の結果、次のとおり受賞が決定しました。
大賞:岩舘電気株式会社
優秀賞:大船渡市、信幸プロテック株式会社
地域の未来に繋がるで賞:奥州市

詳しくはこちらをご覧くださいの二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。

お問い合せ:県庁科学・情報政策室
【電話】019-629-5661