- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県
- 広報紙名 : 岩手県広報誌「いわてグラフ」 令和7年3月号
「より良い復興〜4本の柱〜」を軸として、着実に復興に取り組む三陸。
復興の今に触れ、「その先」へ進む三陸を訪れてみませんか。
4本の柱安全の確保、暮らしの再建、なりわいの再生、未来のための伝承・発信
写真があります。
住民交流拠点施設まちや世田米駅(住田町)
木造二階建て、瓦葺き屋根の伝統的な町家にまちや世田米駅と染め抜かれた日除けのれんが掛けられています。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。
■体験する 三陸アクティブ大船渡郷土料理作り体験
○生まれ変わった廃校で郷土料理を作ろう
閉校した旧甫嶺(ほれい)小学校の校舎をリノベーションした「甫嶺復興交流推進センター」内にある「三陸アクティブ」は、大船渡の魅力を存分に味わうことができる、さまざまな体験メニューを企画しています。「郷土料理作り体験」では、地元の人に魚のさばき方を教わりながら、大船渡産の旬の食材を使って郷土料理を作ります。ドミトリータイプの部屋やサウナ、シャワー室もあり、宿泊もできます。
写真が3枚あります。
1枚目:甫嶺復興交流推進センターの外観です。
2枚目:センター内で参加者が調理をしています。マスクを付けたエプロン姿の参加者たちが食材を切っています。
3枚目:季節の魚のさばき方も教えますと大船渡市地域おこし協力隊の木﨑和也(きざき かずや)さんが笑顔で話しています。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。
お問い合わせ:三陸アクティブ
【電話】0192-47-3756
二次元コードがあります。※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。
■学ぶ 大船渡市立博物館
○大船渡の地質と地震津波のメカニズム
大船渡市末崎町(まっさきちょう)・碁石海岸にある市立博物館。地質展示室では、大きな地層のレプリカと大船渡で発見された化石を展示。数億年の時をかけ、地殻変動によって生まれた大地だということがわかります。「荒れ狂う海」と題し、地震や津波が起こるメカニズムや、昭和チリ地震津波と東日本大震災津波との違い・特徴などについても紹介しています。
写真が3枚あります。
1枚目:館内の展示の様子です。語りつがれる海、荒れ狂う海、津波と書かれた掲示板や文字が彫られた石柱などがあります。
2枚目:大船渡市立博物館の外観です。黒っぽい屋根に白い外壁の建物です。
3枚目:大船渡では4億2000万年前の化石が見つかっていますと話す、学芸員の古澤明輝(ふるさわ あきら)さんです。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。
お問い合わせ:大船渡市立博物館
【電話】0192-29-2161
二次元コードがあります。※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。
■立ち寄る 陸前高田発酵パーク「CAMOCY(カモシー)」
○陸前高田の「おいしい」は発酵で盛り上がる
陸前高田市今泉(いまいずみ)地区は東日本大震災津波によって被災する前、しょうゆやみその醸造が盛んなエリアでした。カモシーは、発酵文化が根付いたこのエリアに2020年にオープン。発酵デリ、パン、チョコレート、クラフトビールなど、発酵なしには作れないおいしさを届けています。地元の木材を使って建てられた店内には、広いイートインスペースもあり賑わいを見せています。
写真が2枚あります。
1枚目:木の板が張られた高い天井に明り取りの窓が付いた明るい店内です。テーブルと椅子が設置され、区切られたブースにはさまざまな店舗が入っています。
2枚目:木の温もりに包まれた店内でひと休みしませんか?と話す陸前高田マイクロブルワリーの菅野佳織里(かんの かおり)さんです。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。
お問い合わせ:カモシー(発酵食堂やぎさわ)
【電話】080-2345-5162
二次元コードがあります。※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。
地図があります。
国道45号三陸縦貫自動車道の北は吉浜IC、南は陸前高田長部ICまでが書かれた地図です。吉浜ICを南下すると三陸ICがあり、近くに道の駅さんりくがあります。そのまま大船渡ICまで南下すると近くに三陸アクティブがあり、大船渡郷土料理作り体験ができます。さらに南下して大船渡碁石海岸ICと通岡ICの間に大船渡市立博物館があります。さらに陸前高田ICまで南下すると道の駅高田松原があり、近くに陸前高田発酵パークカモシーがあります。
※地図は本紙またはPDF版をご覧ください。
震災伝承施設
詳しくはホームページでの二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。