- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県
- 広報紙名 : 岩手県広報誌「いわてグラフ」 令和7年6月号
■4広域振興局がお届け!
今回は、沿岸広域振興局エリア在住の高橋聡太郎(たかはしそうたろう)さんから地域の魅力をお聞きします。
岩手県公式観光サイトいわての旅「沿岸エリア」の二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。
高橋聡太郎さん
プロフィール
釜石市出身。1994年生まれ。明治大学卒業後、2017年から2024年5月まで日本製鉄釜石シーウェイブスで活躍。現在は日本製鉄株式会社 北日本製鉄所釜石地区に勤務。
◇釜石は、鉄と魚とラグビーのまちです
私は2024年5月に日本製鉄釜石シーウェイブスを退団し、現在は北日本製鉄所釜石地区で不動産管理や工場案内を担当しています。
私の父は当時「北の鉄人」と呼ばれた新日鐵釜石ラグビー部(現・日本製鉄釜石シーウェイブス)の社員選手でした。小学生の頃、授業の一環で工場を見学した時は、この職場で働く父を誇らしく思ったものです。そして今、自分がその会社で働いていることは、感慨深いものがあります。
今年、橋野鉄鉱山が世界文化遺産登録10周年を迎えます。工場を案内する際は、釜石が日本の鉄づくりのルーツであり、鉄が生活の中でどのように生かされているかを伝えています。
母校である県立釜石高校の校歌に「百錬鍛(ひゃくれんきた)へし鋼鉄(はがね)の意志(こころ)」という歌詞があるように、釜石の人たちの心の中には、鉄文化が脈々と培われてきました。ラグビー選手として釜石の皆さんに応援していただいた感謝を胸に、釜石の鉄文化をこれからも伝えていきたいと思います。
写真が3枚あります。
1枚目:釜石駅に降り立つと目の前に北日本製鉄所釜石地区があります
製鉄所の前にラグビーボールを持ったブルーの仕事着姿の高橋さんが笑顔で立っています。
2枚目:2015年に世界文化遺産に登録された橋野鉄鉱山の高炉跡
四角い石が重ねられた高炉跡です。近くにフイゴ座跡と書かれた柱が立っています。
3枚目:日本製鉄釜石シーウェイブスの試合は大漁旗で応援するのが伝統。「釜石鵜住居復興スタジアム」にて。
マルシー日本製鉄釜石シーウェイブスたくさんの観客と大漁旗が振られたスタジアムで選手たちが試合をしています。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。
◇「わんこきょうだい」オリジナルグッズが当たる!このまちクイズ
クイズに正解した方の中から抽選で5名様にわんこきょうだいグッズをプレゼント!
問題:県内で今年、世界文化遺産登録10周年を迎えるのは?
こたえ:橋野○鉱山 ※まるには漢字1文字が入ります。
応募締切:2025年7月11日金曜日
応募フォームのいわてグラフ専用サイトの二次元コードがあります。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。