子育て 川村武氏からの寄贈絵画除幕式 迫力ある闘牛の姿
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- 自治体名 : 岩手県久慈市
- 広報紙名 : 広報くじ 令和7年4月15日号 No.459
宮城県仙台市在住の画家・川村武(たけし)さんから、平庭闘牛を描いた絵画「共に戦う」が市に寄贈されました。絵画は縦130センチ、横162センチの油絵で、2頭のにらみ合う闘牛とそれを制する勢子(せこ)の姿が描かれています。
作者の川村さんは、平庭闘牛の勝敗をつけず引き分けにする文化に感銘を受け、何度か平庭闘牛大会を訪れてスケッチし、それを基に絵画を制作。平庭闘牛が次世代の子どもたちに引き継がれ、ますます発展していくことを願い、市に寄贈しました。
絵画は、山形総合支所玄関ホール正面の壁に設置。4月2日には、いわて平庭高原闘牛会の八重櫻友夫会長ら関係者とかわい児童館の園児が除幕を行い、迫力のある絵画がお披露目されました。
遠藤譲一市長は「山形町を象徴する平庭闘牛を描いてもらい、地域の財産になりました。子どもから大人まで、多くの人に見てほしいです」とあいさつ。年中組の八木巻凛音(りおん)さんは「絵は迫力があって少し怖いけど、私が見た平庭闘牛と同じ感じでした」と目を輝かせました。