くらし みんなの広場

■きらり人輝く
久慈中学校野球部初めての女子部員 岩手県選抜チームで全国大会に出場

●挑戦を続けていきたい
久慈中学校野球部初の女子部員で、県選抜選手として8月21日から27日に京都府で開催された第10回全日本中学女子軟式野球大会に出場した沢さん。選抜での経験や今後について伺いました。

○小学校2年生から野球の道へ
父や姉2人が野球をしていたこともあり、小学校2年生で久慈湊オリオンズに入団し、野球を始めました。中学校では女子部員が初めてと聞いて不安もありましたが、野球部に入部。最初は仲の良い人としか話せませんでしたが、顧問の先生が声をかけてくれて、続けることができました。2年生の秋からレギュラーになり、プレーについて話す機会が増え、話せるようになりました。ポジション争いは厳しかったですが、競争のおかげで自分の力をつけることができて楽しかったし、感謝しています。

○選抜チームでプレー
県選抜選手を募集していると聞き、自分の力を試してみたいと応募。約30人の選手とレギュラーを争いました。うまい選手も多い中でレギュラーを勝ち取り、4番を任された男子新人チームとの練習試合で3本のヒットを打って、初めて勝つことができました。全国大会では千葉県の代表と対戦。大差で敗れ悔しさはありますが、チームの2本のヒットのうち最初の1本を打つことができて、やりきることができました。

○経験を糧に挑戦
選抜ではコミュニケーションの大切さを感じました。メンバーと積極的に話し、キャプテンを支え、意見を聞いたり何をすればいいかを聞いたりして動くことができるようになったと思います。野球を続けるかは迷っていますが、選抜に挑戦した経験を生かし、いろいろなことに挑戦していきたいです。

Name:沢杏奈(さわあんな)さん(田屋町・15歳)
Profile:久慈中学校野球部

■市長センターだより
●小久慈市民センター事業紹介 
○盆踊り太鼓教室小久慈市民センター
令和元年度から小久慈市民センター事業として取り組んでいる「盆踊り太鼓教室」は、本年度で6回目を迎えました。
今年は12人が参加し、そのうち3人は初めての参加者でした。メンバーは1回目から続けている人や昨年から参加した人など、経験年数はさまざまです。教室での練習に加え、町内会の盆踊り大会や敬老会などのイベントに参加し、元気いっぱいに太鼓を披露。イベントでは、小久慈恐竜キャラクター「コクりん」のTシャツを着て、そろって演奏に臨んでいます。太鼓教室やコクりんの活動が、地域の皆さんに広く親しまれ、小久慈の元気づくりにつながっていくよう、今後もPRを頑張っていこうと思います。
現在一番の悩みは、市民センターに太鼓がなく、教室やイベントのたびに借用して運んでいることです。もし家庭に眠っている太鼓があれば、貸していただけると大変助かります。市民センターまで連絡ください。ご一報お待ちしています!

問合せ:小久慈市民センター
【電話】59-3051

■My life in Kuji
市内の小・中学校で英語を教えているALT(外国語指導助手)の皆さんが、久慈で生活していて感じたことなどを紹介するコーナーです

●よろしくお願いします!
はじめまして!今月からALTコーナーを担当することになった美礼(みれい)です!カナダのオンタリオ州南部にあるリッチモンドヒルから来ました!トロントから車でおよそ1時間、ナイアガラの滝までは1時間半かかります。家から20分離れたところにCanada’s Wonder landという遊園地があるので、テーマパーク好きな私にとってはまさに楽園です!どちらかというとディズニーランド派ですが(笑)
カナダの良いところは多様性です。いろいろな国から移住して来ているので、先住民族に加え、中国や韓国、イラン、インド、スリランカなどの異民族と交流できます。自分と違う習慣や考え方に「あっ、そういう考え方もあるんだなぁ~」と思えるような環境で幼い子でもどんどん好奇心をかき立てます!
これから久慈市での生活に全力で向き合いますので、皆さんも目標に向かい全力で頑張りましょう!最後まで読んでいただきありがとうございます。また次の記事でお会いしましょう!

ギムハニ・ミレイ・ペッターワドゥ
オンタリオ州・26歳/久慈小、久慈湊小、夏井小、平山小、侍浜小、久慈中、夏井中、侍浜中、山形地区の小中学校を担当

■協力隊つうしん
●カブミーティングを開催!
9月14日に第1回久慈カブミーティングをアンバーホールの駐車場で開催し、市内外から約160台のスーパーカブ系列のバイクが久慈に集まりました。当日は一時的に雨や風が強まる場面もありましたが、参加者の皆さんは久慈の景色や地元の特産品を楽しみながら交流を深め、事故や大きなトラブルもなく無事に終了することができました。オープニングセレモニーの後、参加者同士のカブ談義や情報交換が活発に行われ、最後にはじゃんけん大会で大いに盛り上がりました。参加者の皆さんにご協力いただき、大船渡市森林火災への義援金として84,500円をお預かりしました。ご参加・ご協力いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
初開催で至らない点もありましたが、今回の経験を次回に生かし、より充実した催しとなるよう準備を進めていきます。

松井淳二さん(まつい・じゅんじ 61歳)
令和6年7月着任。京都府出身。狩猟やガイド、アウトドアイベントの企画に取り組む。

●喫茶店を開業します!
10月末で協力隊の任期を終える米澤友紀です。市内で喫茶店を開業することを目標に「喫茶時雨」という屋号で、久慈や岩手の特産品を使用したスイーツやドリンクを開発、販売してきました。この3年間は本当に充実していて、あっという間に過ぎたことに驚いています。充実した時間を過ごすことができたのは、受け入れてくださって、協力・応援してくれた久慈市の皆さんのおかげに他なりません。この場を借りて、心からお礼申し上げます。
卒隊後は「NALU」というダイニングがあった物件を使わせていただき、令和7年11月頃に喫茶店を開業する予定です。シェアオフィス、コワーキングスペースとしても利用できます。「みんなが集う場所」として気軽に立ち寄ってもらえると嬉しいです。一緒に久慈市を盛り上げていきましょう!引き続き久慈市でお世話になりますので、今後ともよろしくお願いします。

米沢友紀さん(よねざわ・ゆき 36歳)
令和4年11月着任。東京都出身。久慈や岩手の特産品を使った飲食物の開発、販売に取り組む。

地域おこし協力隊…移住定住促進を目的に、都市部からの移住者に対して市が委嘱。カフェを中心とした地域の活性化、新規漁業者の確保や水産物の高付加価値化への取り組み、農泊事業の実践と推進、地域資源の商品開発・販路拡大PRなどを行います。