くらし オコシゴト日誌 一関市地域おこし協力隊員が活動をお知らせします

■手すき和紙に引かれて東山へ デザインの力で盛り上げたい
大学在学中に本やパッケージのデザインを学ぶ中で「日本の伝統的なものづくりを追求したい」「使い捨てではない長く使われる紙を作りたい」という思いが芽生え、東山和紙の継承と活性化に携わる協力隊になることを決めました。移住して1年半、自然や旬の食材で四季を感じられる生活が心地よく、地域にもなじんできました。
着任1年目は東山和紙職人の指導を受けて和紙作りを学ぶとともに、和紙を知ってもらうための活動に取り組みました。2年目は空き家を活用して、東山和紙の紙すき工房づくりを進めています。和紙作りは共同作業が必要です。私が一人で受け継ぐのではなく、地域の皆さんと一緒に盛り上げていきたいです。

○お知らせ
猊鼻渓名勝指定100周年のポスターを東山和紙で作りました。目にしたらそっと触れてみて、和紙の風合いを感じてください!

今月の隊員は…
名前:佐藤萌香(もえか)さん(24)
担当課:東山支所産業建設課
着任:令和6年4月〜
出身地:神奈川県相模原市
前職:美術大学生
一関でのミッション:東山和紙の魅力を引き出す商品開発、製造技術習得
※詳しくは本紙をご覧ください。