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◆一関藤沢市民劇場 最終公演~想いを込めた熱演で26年間の歴史に幕
一関藤沢市民劇場の最終公演「合縁奇縁~想(おも)い 時空(とき)を超えて~」(実行委主催)は6月29日、藤沢の藤沢文化センター「縄文ホール」で開かれ、出演者らスタッフ全員が26年間の「想い」を込めた舞台で有終の美を飾りました。
平成10年に完成した同ホールの積極的な活用を目指し、前身の町民劇団が翌年10月に旗揚げ。以来、古里愛あふれる舞台を上演してきましたが、近年は出演者らの確保などが困難になったため、一区切りすることになりました。
最終公演では、時代を超えて繰り広げられる不思議な人間模様を熱演。旗揚げ当時から関わっている千葉憲一(けんいち)実行委員長(57)は「藤沢の市民劇がなくなるわけではない。いつか形を変えてまた皆さんの前に現れることを私も願っている」と将来の復活を期しました。

◆むろね七夕夏まつり2025~出店やステージ 多彩な催しでにぎわう
むろね七夕夏まつり2025(実行委主催)は7月5日、市役所室根支所南側駐車場で開かれ、訪れた親子連れらが飲食物の出店や各種イベントコーナー、ステージショーなど多彩な催しを楽しみました。
夏の二つの祭りを統合して令和5年に始まり、本年は会場を折壁町商店街から同駐車場に移して開催。星形の短冊に願いを書き込むブースが設けられたほか、ステージではお菓子まきやクイズ大会などが人気を集めました。夜には風船を持った参加者が天の川を再現する七夕行進ストーリー、花火の打ち上げも行われました。大東高校2年の小野勝也(かつや)さん(16)は「短冊に彼女がほしいと書いたので、本当にできればいいな」と笑顔を見せました。

◆川崎あじさいまつり 花をめでながらイベント楽しむ
川崎あじさいまつり(実行委主催)は7月6日、川崎の川崎あじさい公園で開かれ、アナベルやヒメアジサイ、カシワバアジサイなどが最盛期を迎えた会場で、ステージや体験などさまざまなイベントが繰り広げられました。
JR大船渡線開業100周年イベントに位置づけ、令和7年度地域おこし事業(元気な地域づくり事業)として開催。ステージでは園内を活気づけるかわさき音頭や太鼓演奏、よさこいなどが披露されたほか、ミニ電車の運行やトレインシミュレーターの体験コーナー、飲食物の出店などが並び、来場者が思い思いにまつりを満喫しました。市観光協会の佐々木賢治(けんじ)会長は「あじさいまつりが川崎地区の皆さんの絆が一層深まる機会になってほしい」と願いました。