くらし わたしにもできるSDGs

Sustainable(サステナブル) Development(ディヴェロップメント) Goals(ゴールズ)(持続可能な開発目標)
「誰一人取り残さない」という理念のもと、誰もが居場所と役割を持ち、活躍できる持続可能な社会の実現に取り組もう!
今回は、SDGsのゴール2「飢餓をゼロに」について紹介します。

■ゴール2「飢餓をゼロに」〜飢餓を終わらせ、安全な食料の入手と栄養の改善を実現し、持続可能な農業を促進する〜
世界には、飢餓に苦しむ人が約7億3,300万人いるといわれています(2023年時点)。飢餓とは、長期間食事が取れず栄養不足となり、生活や生存が困難な状態になることを指します。主な原因は、慢性的な貧困や自然災害、紛争など。貧しい暮らしをしているこどもたちは十分な教育を受けられず、貧困が連鎖し、飢餓の状態から抜け出しにくいという問題があります。

◆2030年までに世界中で達成したい目標(抜粋)
1 飢餓の撲滅
世界中の人々が、安全で栄養のある食料を得られるようにする
2 栄養不足の解消
・2025年までに栄養不足により成長が妨げられるこどもを減らす
・2030年までに全ての低栄養やビタミンなどの過不足による栄養不良を解消する
3 生産性と所得の向上
小規模な食糧生産者の農業生産性と平均的な収入額を倍増させる
4 持続可能な食料生産と強靭(きょうじん)(レジリエント)な農業
生産性の向上と生態系の維持、気候変動などの災害に対応する適応能力を向上させ、持続可能な食料生産の体制を整え、強靭な農業を実践する
*レジリエント…「回復力がある」「柔軟性がある」「弾力性がある」

◆私たちが身近でできる取り組み
食品ロスを減らす:世界では食料不足による飢餓が深刻な国や地域がある一方で、先進国では食料が余るなど、食品の供給量に偏りがあります。個人の食品ロス削減は、偏りを解消し、飢餓に苦しむ人への供給量を増やすことにつながります。
地産地消:地域で生産したものを地域で消費することで、地域の農業が守られ、持続可能な農業が促進されます。食料自給率の向上や地域経済の活性化、輸送時のエネルギー消費の抑制などさまざまなメリットがあります。

◆本市の取り組み
地産地消モデル店での地産地消イベントの開催や食品ロス削減を進める事業者を「残さず食べよう!30・10運動協力店」として認定し、事業者と協力してロス削減に取り組んでいます。

◆いちのせきSDGsパートナーの取り組み
・いわいの里ガイドの会は、観光案内を通じ一関藩医「建部清庵」を紹介し、食べ物の大切さや資源ロスの削減を呼びかけています。
・株式会社クラダシは、企業と消費者をつなぐ「kuradashi」を運営し、フードロスの削減に取り組んでいます。

◆新しいパートナーを紹介します
○Vegefruハーモニー

◆登録パートナー数
36社・団体(令和7年7月1日時点)

問合せ:本庁政策企画課
【電話】21-8641