- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県一関市
- 広報紙名 : 広報いちのせき「i-Style」 令和7年9月号
◆酷暑の中、一関夏まつり 多彩な催しで街中が熱気に包まれる
第72回一関夏まつり(実行委主催)は8月1日から3日まで、七夕飾りに彩られた一関の大町通りを主会場に開かれ、厳しい暑さの中、打ち上げ花火や太鼓演奏、みこし運行といった多彩な催しが繰り広げられました。
初日は磐井川河川敷で水難物故者への鎮魂の願いを込めた磐井川川開き花火大会が行われ、色とりどりの花火が夜空を染めました。2日目は時折激しい雨に見舞われたものの、二代目時の太鼓大巡行や須川小唄演舞、こちゃこい踊り、くるくる踊り大パレードなどを開催。最終日は銀座大龍神巡行、大一関神輿(みこし)祭、磐井創作太鼓共演などが行われ、来場者が一関の夏の風物詩を楽しみました。花火を見た三井智子(さとこ)さん(23)は「音楽とのコラボレーションが良かったし、カラフルで見応えがあった」と満喫していました。
◆ロボットくんを作ろう DIYで自分だけのキーホルダーに
「ロボットくんを作ろう」(藤沢市民センター主催)は8月6日、藤沢の同センターで開かれ、参加した小学生が木やねじを使ってロボット型キーホルダーを作りました。
同センターの令和7年度青少年事業。参加者は、たかのDIYスタジオのたかのひろみさん(宮城県美里町)からアドバイスを受けながら、顔と体の部分になる木材に色を塗り、ねじで目と耳、ボルトプレートで腕などを表現し、口を描いたりキラキラにデコレーションしたりして、自分だけのオリジナルキーホルダーを仕上げました。
岡本有加(ゆか)さん(藤沢小3年)は「ジャラジャラと飾りを付け過ぎてギャルのキーホルダーみたいになったけど、かわいくできた」とうれしそうでした。
◆大東図書館~おはなしタイム 歯科医がマジックとバルーンアート実演
おはなしタイム(大東図書館主催)は7月26日、大東の同図書館で開かれ、マジックサークル・ジョーカーとして活動している地元の歯科医・熊谷博伸(ひろのぶ)さん(63)が得意のマジックとバルーンアートを実演して夏休み中のこどもたちを楽しませました。
幼少時代からマジックが趣味の熊谷さんは、長年にわたって同図書館の行事などで腕前を披露。今回は催眠術風のマジックなどをこどもと一緒にパフォーマンスしたほか、色とりどりのバルーンを使った剣の作り方を指導しました。司書による絵本の読み聞かせも行われ、来館者が楽しいひとときを過ごしました。熊谷さんは「自分も楽しんでやっているので、こどもたちにもわくわくする気持ちを大事にしてほしい」と願いました。