- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県滝沢市
- 広報紙名 : 広報たきざわ 令和7年11月1日号
(1)リチウムイオン電池の危険性
スマートフォンやモバイルバッテリーなどに使われるリチウムイオン電池は、私たちの生活に欠かせない存在です。
しかし、その利便性の一方で、誤った使い方や管理不足によって、火災や爆発を引き起こす危険性があります。近年、モバイルバッテリーが起因した出火事例が増えています。
皆さんが使用しているスマートフォンやモバイルバッテリーなど、身近な電気製品は大丈夫ですか。
■気を付けるポイント
・衝撃を与えない
・不具合が生じていなくても、リコール対象製品は使用を中止する
・製造・輸入事業者や販売事業者が確かな製品を購入する
・非純正品のバッテリーの取り扱いに注意する
・分解や改造をしない
■火災が発生してしまったら
・周囲に知らせて119番通報する。
・火花や煙が激しく噴出している場合は近寄らない。
・火花や煙の勢いが収まったら、大量の水や消火器で消火する。
・消火後、安全に配慮し、可能であれば水没させる。
・初期消火できない時は安全な場所に避難する。
(2)リチウムイオン電池などの処分について
滝沢清掃センターにおいて、リチウムイオン電池などの充電式電池が原因とみられる発煙・発火が多発しています。幸い火災までには至っていませんが、施設火災が発生すると、ごみ処理ができなくなります。リチウムイオン電池などを使用した製品は正しく廃棄しましょう。
■リチウムイオン電池などの充電式電池が使用されている製品の例
モバイルバッテリー、電気シェーバー、電動歯ブラシ、デジタルカメラ、ロボット掃除機、ハンディファンなど
これらの製品を廃棄する際は、充電池を取り外して「中型ごみ」に出してください。
■取り外した充電池・モバイルバッテリーなどについて
本紙リサイクルマークのついたものは、家電量販店などの(一財)JBRC回収協力店で回収しています。
▽3つの矢印マークが目印!
・ニカド電池
・ニッケル水素電池
・リチウムイオン電池
リサイクルマークのないものや、膨張した充電池は(一財)JBRCの回収対象外です。滝沢清掃センターか環境課の窓口に直接持参してください。
問い合わせ:
(1)に関すること
防災防犯課【電話】656-6507
(2)に関すること
滝沢・雫石環境組合【電話】688-2464
環境課【電話】656-6510
