くらし 暮らしの情報 Lifestyles Information(2)

■入会登録料を補助i
i-サポで出会いを見つけよう

結婚サポートセンター「i‐サポ」は、県と市町村などが協力してパートナー探しをサポートしています。会員登録制による1対1の出会いの場を提供し、専任のスタッフが交際につながるまでをしっかりフォローします。「i‐サポ」で理想の相手をみつけませんか?
※町では入会登録料1万円を全額助成しています。

問い合わせ:健康福祉課福祉担当
【電話】46-4736

■軽米町結婚新生活支援事業
新婚生活費用を支援します

結婚に伴う費用(住居費、引越費用など)を支援します。
主な対象世帯:
(1)令和7年1月1日~8年3月31日に婚姻届を提出し受理された世帯
(2)夫婦ともに婚姻日における年齢が50歳以下の世帯
(3)対象の住居が町内にあり、当該住宅の所在地に住所を有している世帯

問い合わせ:政策推進課移住交流担当
【電話】46-2115

■鳥獣被害防止対策
(11)イノシシとブタは同じように増えるのか?
農研機構 畜産研究部門 動物行動管理研究領域 堂山宗一郎

イノシシの繁殖に関しては、ブタの情報と混ざって伝わることも多く、注意が必要です。
イノシシは年に1度、4月から6月に母親1頭が平均4~5頭、最大8頭の子ども(ウリボウ)を産みます。しかし、10頭以上のウリボウを見た、イノブタになって10頭以上産むようになった、という話も聞きますが、これは間違いです。
イノシシのメスは、血縁関係のあるメス同士で暮らすこともあります。例えば、メス3頭の群れであれば、1頭あたり子ども4頭を産み、群れ全体では合計12頭の子どもが生まれることとなります。母親が違っても同じ群れのウリボウ達は、子どもだけで混ざって遊んでいます。その光景を人間が見かけると、まるで1頭の母親が12頭も産んだと勘違いしてしまうでしょう。しかも、母親は警戒心が強く、なかなか人前に姿を見せないため確認することは難しいです。10頭以上のウリボウを見かけたら、間違いなく母親は複数頭いると思ってください。
ブタのように年に2回出産するイノシシがいる、という話もよく聞きますが、これには原因があります。春の出産に失敗したり、ウリボウが早くに死んでしまった場合、母親の授乳が止まってしまいます。その状態になると母親には発情が戻ってくるため、春から夏に再び交尾をすることがあり、それによって秋にウリボウが生まれます。ですので、イノシシは年に2回出産することはありますが、2回ウリボウを育て上げているわけではないということです。
※このコーナーは全12回のシリーズで掲載します