くらし 3・11震災文庫を読む 84

東日本大震災を語り継ぐため市民図書館に設けた「3・11震災文庫」。所蔵する約1万冊から、よりすぐりの本をご紹介します。

◆被災者を励ます圧巻の言葉の記録
美里町「玄松院」住職、移動傾聴喫茶「カフェ・デ・モンク」スタッフ 三浦 正惠

◇「ラジオ『カフェ・デ・モンク』―インタビュー集・震災後を生きるヒント」
板橋恵子・番組ご出演のみなさん/著心の相談室 刊
「カフェ・デ・モンク」は、被災地に伺っての傾聴喫茶が主な活動でしたが、震災直後はラジオ番組も作りました。電波を利用し、被災地全エリアをフォローしなければと考えたのでした。番組名は「ラジオ『カフェ・デ・モンク』」。パーソナリティーはDate(デイト)fmの板橋恵子さんです。医師、僧侶、映画監督、主婦…さまざまなゲストをお招きして震災後を生きるヒントを伺い、放送していきました。
これらを一回の放送で終わらせるのはもったいないという声がスタッフから上がり、本にしたのが「ラジオ『カフェ・デ・モンク』―インタビュー集・震災後を生きるヒント」です。

◇「ラジオ『カフェ・デ・モンク』クロニクル『105回・震災後を生きるヒントの記録』」
心の相談室 編・刊
本にしたら特に読み応えがあろう15編を全出演者の放送音源からピックアップし文字起こししたのが上段に紹介した本です。では他の出演者の回が見劣りしたのかというと、そうではありません。胸を打つ寄り添いの言葉、上を向いて歩き出せるポジティブな言葉の数々。「全放送音源から肝を抜き出した本も作ろう!」。そうしてできたのが「ラジオ『カフェ・デ・モンク』クロニクル『105回・震災後を生きるヒントの記録』」です。
一人4〜5行の短文ながらまさに肝。読めば勇気が湧いてくる言葉が105編並んでいます。被災者はこちらの方が読みやすいでしょう。カフェに来た被災者にお配りしました。

紹介した本は、市民図書館でご覧いただけます

問合せ:市民図書館
【電話】261・1585