- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県仙台市
- 広報紙名 : 仙台市政だより 2025年8月号
今年で開園60周年を迎える八木山動物公園フジサキの杜。動物たちの生態や生活の様子、園の取り組みなどを紹介します
◆ホッキョクグマ
ホッキョクグマは北極圏などに生息し、オスの体長は約2.5メートル、体重は約500キログラムとクマ科の中で最も大きい種です。肉食性でワモンアザラシなどを捕食しています。基本的に単独で行動しますが、メスと哺乳中の子は2~3年間行動を共にします。
また、北極圏の過酷な環境でも活動できるよう、非常に密な毛と厚い皮下脂肪があります。全身の毛は白く見えますが、実は透明。毛はストローのように中が空洞になっていて、光が反射して白く見えています。この毛の構造のおかげで光を効率良く地肌に届けることができ、体温調整に役立っています。ちなみに、地肌は熱を吸収しやすいように黒色です。
◆双子公開and愛称決定!
昨年12月、カイとポーラの間に双子が誕生しました。6月には一般公開と愛称の投票を実施。2,472人の投票の結果、オスは「うみ」、メスは「そら」に決まりました!父親・カイの由来の海と、母親・ポーラの由来である北極星から星空をイメージしたものです。
現在ホッキョクグマは、親子への負担をできるだけ少なくするため、時間を限定して公開しています。日々成長する「うみ」と「そら」にぜひ注目してください!
◆ホッキョクグマにプレゼント
暑さが苦手なホッキョクグマに、おやつ入りの特製氷や魚をプレゼントするイベントを開催! 食べる様子を観察してみませんか。
会場:ホッキョクグマ展示場
直接会場へ(入園料がかかります)
特製氷は飼育員が果物などを入れ、何日もかけて作ります
問合せ:八木山動物公園フジサキの杜
【電話】229・0122【FAX】229・3159