くらし 令和7年第2回岩沼市議会定例会 市政報告

令和7年第2回岩沼市議会定例会が6月17日に開会し、初日に市長が市政の概要を報告しました。主なものを掲載します。

■岩沼駅前交番貸付用地の取得
岩沼駅前への交番の設置は、安全安心なまちづくりを推進するための重要な課題として、かねてより宿願としてきたところです。この交番設置に当たっては、市が民有地を取得し県へ貸し付けを行うことで進めていきます。

■押分字与奈地区の市街化区域編入
都市的土地利用を図るため協議を進めてきた本地区については、6月6日に市街化区域編入手続きが完了しました。地区内では、民間事業者が開発許可を受け次第、土地造成を開始し、商業施設オープンに向けた準備を進めていくと伺っています。

■ふるさと納税
6年度の寄付額は、返礼品の追加などにより、前年度比で52%増の約9億1500万円となっており、7年度においては、さらにその倍の20億円を目標としました。

■敬老のつどい
4年度から地域版として小学校学区ごとに開催していましたが、区域を越えてより多くの方と交流したい、大きな会場で楽しみたいなどの意見が多く寄せられていたことから、改めて開催方法などを検討した結果、7年度は、市民会館大ホールを会場に80歳以上の市民を一堂にお招きし、9月7日に開催することにしました。
開催に向けて、対象となる方や地域の協力者で構成する実行委員会を新たに立ち上げており、今後、参加者に喜んでいただける会となるよう、話し合いを重ねながら準備を進めていきます。

■第2期地域福祉計画の策定
本計画は、関連性の高い自殺対策計画、成年後見制度利用促進基本計画、再犯防止推進計画を包含し策定を進めており、これまでに市民や各種団体へのアンケート調査を実施したほか、社会福祉協議会とともに、4町内会の住民座談会に参加し、地域の課題を伺ってきました。
今後、策定委員会での協議ならびに住民懇談会やパブリックコメントなどを通じ、多くの方から意見を伺いながら、来年3月までに策定していきます。

■胃内視鏡検査
7年度から新たに胃がん検診に取り入れる内視鏡検査について、対象となる60代偶数年齢の2450人に意向調査を行ったところ、約200人から検査希望の申し込みがありました。
がんの早期発見につながるよう、8月からの実施に向け、関係機関の協力をいただきながら準備を進めていきます。

■いわぬま地元応援割増商品券 販売事業
物価高騰の影響を受けた事業者や生活者を支援することを目的に、国の交付金を活用し、いわぬま地元応援割増商品券販売事業の準備を進めています。
現在、受託事業者選定のため、入札、契約の手続きを行っており、7月に参加店を募集し、10月に商品券の販売開始を予定しています。
なお、国から交付金が追加交付されることから、当該商品券販売事業の効果を高める施策を実施します。

■三軒茶屋地区道路整備
三軒茶屋東地区の基幹道路および三軒茶屋中央地区における区画道路6号の整備については、用地買収に向け準備を進めています。
人口の増加や地域の活力の高まりにつなげるため、道路の早期完成に努めます。

■道路埋設管点検の実施
近年、全国各地で老朽化した地下埋設物による道路などの陥没事故が多数報告されている中、国からの大規模下水道管路特別重点調査の実施要請があったことから、市においても中・大口径排水管の点検を実施します。

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