くらし 熊谷市政、始動(2)

■市民インタビュー


仕事で地域の人たちと会う機会が多いですが、行政区の活動が活発な地域も多く、公民館でもお手伝いさせてもらって楽しく過ごしています。地域の人たちが明るく暮らし続けられるまちであってほしいですね。


現在は仙台市内の大学に通っています。進学などで市外に行く人は多いと思いますが、いずれは地元に戻ってきたいという人もいると思います。若い人たちが帰ってきたくなるようなまちづくりを進めてほしいです。


各町にスポーツクラブがあり、体育館やグラウンドもあるので、スポーツに親しみやすい環境は整っていると思います。しかし、健康寿命が宮城県の平均よりも短いので、スポーツ振興を進めて健康で元気なまちにしてほしいです。


東京都出身ですが、すごく自然豊かで食べ物がおいしく、子連れで参加できるイベントも多いので、子育てにとてもいい環境だと感じています。雨の日や気温が高いときに、日曜日でも屋内で遊べる施設があると助かりますね。


会社経営の傍ら、地域広報紙「石越ちょす!」の発行やイベントの運営をしています。若い人が元気で活躍できる場があると地域の活性化につながると思います。市長には、若者の取り組みを積極的に応援してもらえるように期待しています。


登米市は住みやすいと思いますが、数年に一度大雨などで被害を受けています。これからは、今まで以上に地域全体で防災・減災に取り組む体制づくりが必要になってくると感じています。私も消防団員が増えるように声がけしてきたいです。


観光名所やおいしい食べ物がたくさんあるので、その観光資源を生かして市外からの観光客が多くなれば、経済効果も大きくなって活気あるまちになっていくと思います。市長にもいろいろな場所で観光PRをしてほしいです。


登米市には伝統的な文化が多いので、みんなに知ってもらいたいです。一度は登米市を離れる子どもたちもいると思いますが、いずれ戻ってきて各地域の伝承文化をさらに次の世代へつないでもらえるようになったらうれしいです。


昔は飲食店街がもっとにぎやかだったと思いますが、現在は少し静かになってしまった印象です。誰もが安心して暮らすことができ、気軽にご飯を食べに出かけられるようになって、まちに活気とにぎわいが戻ってきたらうれしいです。


カナダから移住してきました。夫婦の夢だった家庭菜園があって、自然の音を聞きながらゆったりとした時間を過ごす今の生活に満足しています。農地の手続きが難しかったので、そのサポートがあるともっと移住しやすくなると思います。


農業経営をしていて感じることは、若い人で農業をしたいという人がいても、雇用する受け皿がまだ少ないということです。登米市は日照時間が長くて農業に適しているので、ここで農業をしたいと思ってもらえるようになったらいいですね。