- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県栗原市
- 広報紙名 : 広報くりはら 令和7年8月号
■言葉の違いを越えて交流
6月20日(金)、築館小学校で、同校の児童たちと、ミクロネシア連邦とマーシャル諸島共和国の子どもたちの交流会が行われました。
この交流会は、国立花山青少年自然の家が主催する「ミクロネシア諸島自然体験交流事業」の一環として行われたものです。交流会では、ダンスを披露し合った他、書道体験を通じて互いの文化の理解を深めました。子どもたちは、簡単な英語に身振り手振りを交えながら積極的に交流し、充実した時間を過ごしました。
■安治川部屋がやってきた
6月21日(土)、若柳公民館で「安治川部屋交流会」が行われました。
安治川部屋は東京都にある相撲部屋の1つで、金成地区出身の力士、安大翔さんが所属しています。
交流会には、安治川親方と安大翔さん他2人の力士が参加。ふれあい相撲では、大きな力士に果敢に挑む子どもたちの姿に、会場から大きな拍手と声援が送られました。また、安治川親方の講演では、ユーモアを交えながら現役時代の苦労話が語られ、多くの相撲ファンが聞き入りました。
■輝く日本一くりはら大賞贈呈
6月27日(金)、文化、芸術、スポーツなどの分野で日本一に輝き、市民に希望と勇気を与えた人に贈る「輝く日本一くりはら大賞」を、仙台大学1年の伊藤愛華さん(瀬峰宮小路原)に贈呈しました。
伊藤さんは、5月に高知県で開催された「第11回全日本大学女子硬式野球選手権高知大会」に出場し、打撃と守備でチームの全国優勝に大きく貢献しました。受賞に当たり伊藤さんは「これからもチームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と、今後の目標を語りました。
■中学生が日頃の思いを熱弁
7月8日(火)、一迫ふれあいホールで、市内中学生が日頃の思いを発表する「第46回少年の主張栗原大会」が開催されました。
市内の各中学校などから選ばれた7人の代表生徒は、日頃感じていることを真っすぐな言葉で伝え、会場から大きな拍手が送られました。
審査の結果「1200分の1の私」と題して、自身が抱える難病と将来の夢を語った、栗原西中学校3年の菅原汐さん(一迫本沢)が最優秀賞に選ばれ、県大会への出場が決定しました。
■優勝を目指して稽古を重ねる
8月2日(土)と3日(日)の2日間、岩手県盛岡市の盛岡タカヤアリーナで開催される「第67回小学生・中学生全国空手道選手権大会」の個人形に、金成小中学校8年の髙橋蒼汰さん(金成北)が出場します。また、個人組手に、志波姫中学校3年の小野寺柚唯菜さん(志波姫宮中)、築館小学校6年の佐々木梢羽さん(築館下萩沢)、金成小中学校5年の髙橋陽菜乃さん(金成北)が出場します。
JKA築館空手道スポーツ少年団に所属する4人は、優勝を目指して稽古を重ねています。
■大会2連覇を狙う
8月2日(土)から7日(木)にかけて、大阪府大阪市の大阪シティ信用金庫スタジアムなどで開催される「エイジェックカップ第56回日本少年野球選手権大会」に、栗原南中学校3年の児玉朔澄さん(高清水7区)、佐藤大慎さん(高清水11区)、岩渕悠生さん(高清水13区)が出場します。
3人は、県北を拠点に活動する硬式野球チーム「宮城仙北ボーイズ」に所属。同チームは、昨年の同大会で優勝を果たしており、大会2連覇に向けて練習に一層熱が入っています。
■小学生バレーボールの頂点へ
8月4日(月)から7日(木)にかけて、東京都調布市の京王アリーナTOKYOなどで開催される「スミセイVitalityカップJVA第45回全日本バレーボール小学生大会」の男子の部に、若柳地区を拠点に活動するバレーボールチーム「若柳排球会」が出場します。
同チームは、6月に開催された県大会で優勝し、コロナ禍の影響で未開催となった、令和3年の全国大会予選優勝以来の栄冠となりました。先輩たちの思いを胸に、初の全国大会に臨みます。
■わんぱく相撲全国大会出場
8月10日(日)に、東京都墨田区のひがしんアリーナで開催される「第40回わんぱく相撲全国大会」に、志波姫小学校4年の佐藤壮典さん(志波姫地区在住)が出場します。
佐藤さんは、6月にみちのく伝創館で行われた県大会の男子4年生の部で優勝し、全国大会出場を決めました。
初の全国大会に向け佐藤さんは「全国の舞台で活躍できるよう、精一杯頑張りたい」と、意気込みを語りました。