くらし みらいん くりはら人

■ハンドメイド作品で地域を元気に
渡邊 仁美 さん(鶯沢八沢)
「作品を手に取った人の笑顔と温かい言葉が、創作意欲を高めてくれます」と、柔らかな表情で話す、ハンドメイド作家の渡邊さん。手芸の趣味が高じて作家活動を始め、今年で10年を迎えました。
渡邊さんが手がける作品の多くは、手袋にフェルトの人形や仕掛けを取り付けた「手袋シアター」や、ままごとセットなど、子どもの世話に役立つおもちゃ。また、和裁士としての経験を生かして、浴衣をリメイクしたバッグや小物入れなども制作しています。
現在、力を入れているのは、さまざまな作家のハンドメイド作品などを販売するマルシェの企画・運営です。2年前、父親がかつて営んでいた畳店を改修し、店舗兼作業スペースとしてオープンさせた渡邊さん。昨年には、その一部を利用して「うぐくりまるしぇ」を初開催しました。
10月には、3回目のマルシェを開催予定。あれこれ構想を練る渡邊さんは「回を重ねるごとに、内容が充実してきました。作品を通じて地域に元気を届けたいです」と、笑顔で語ってくれました。

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