- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県栗原市
- 広報紙名 : 広報くりはら 令和7年9月号
■伊豆沼・内沼のハス復活
7月26日(土)から「伊豆沼・内沼はすまつり」が開催されました。この祭りは、栗原の夏の風物詩として全国的に知られ、例年多くの観光客が訪れます。
今年は、3年前の大雨の影響でハスがほぼ全滅した状態から見事に復活し、多くのハスの花が見頃を迎えました。
市内2カ所の乗船場のうち、伊豆沼の若柳会場では、早朝から遊覧船がハスの間をゆっくりと進み、観光客がハスの大輪を間近で楽しみました。
■ものづくりを親子で学ぶ
7月21日(月)から8月20日(水)にかけて市内13事業所で「親子工場見学ツアーinくりはら」を開催しました。この催しは、市内の事業所を子どもたちに知ってもらい、将来的な人材確保につなげようと県と市が共催したもので、今年で3回目の開催になります。
このうち、8月7日(木)に開催されたナブコトート株式会社の見学では、参加した5組15人の親子が、同社で生産する自動ドアの製造工程やショールームを見学し、説明に聞き入りました。
■力作が工芸ファンを魅了
8月5日(火)から8月10日(日)まで、栗原文化会館を会場に「第28回栗原市工芸展」が開催されました。
この工芸展は、市内を拠点に活動する9人の陶芸や彫刻、レザークラフト作家などが共同で開催したもので、当日は、約110点の作品が展示されました。
また、会場を訪れた人たちは、制作者に作品の材質や制作方法などを質問しながら、それぞれの力作に見入っていました。
■専門家などが病院経営を評価
8月6日(水)、エポカ21を会場に「第1回市立病院経営評価委員会」を開催しました。
この委員会は、市立病院の経営全般について、各分野の専門家から、評価や助言をもらい、より良い経営を図ることを目的に、毎年開催しているものです。
当日は、市立3病院の経営状況や取り組み実績を説明した後、委員から経営健全化に向け経費を減らす取り組みや、自治体病院が地域で果たす役割について、意見やアドバイスがありました。
■市内各地で夏祭り開催
今年も市内各地で夏祭りが開催され、栗原の夏を熱く盛り上げました。
江戸時代から続く伝統の祭りや幻想的な雰囲気の花火大会が開催されるなど、栗原ならではの夏の光景が今年も各地区に広がり、どの会場も賑わいを見せていました。
※詳しくは本紙7ページをご覧ください
■社会人ホッケーの頂点目指す
9月5日(金)から10日(水)にかけて、青森県立三沢高等学校グラウンドなどで開催される「2025年度(男子第67回・女子第47回)全日本社会人ホッケー選手権大会」に、市内選手で構成する宮城クラブが出場します。
昨年に引き続き、本大会の出場切符をつかみ取った選手たち。出場に当たり「応援、支援してくださる全ての皆さまに感謝し、全国の舞台で、栗原の子どもたちに夢と希望を与えられるような試合をしたい」と意気込みを語りました。
■マスターズ2025出場
9月20日(土)から23日(火)にかけて、愛媛県松山市の愛媛県総合運動公園体育館などを会場に開催される「日本スポーツマスターズ2025愛媛大会」のバレーボール男子9人制に、小野寺世洋さん(志波姫南)と鈴木達也さん(築館留場北)が出場します。
2人は、バレーボールクラブチーム「古川クラブ」に所属しており、同チームはマスターズの出場常連でもあります。大会本番に向け、練習に一層熱が入っています。
■高齢者叙勲
国や公共に対し功労があり、88歳に達した2人に勲章が授与されました。
◇元志波姫町立志波姫小学校長 津軽 德聰 さん(一迫新町)
37年にわたり奉職し、子どもたちと一緒に頑張ってまいりました。
同僚や保護者の皆さんなど、長年お世話になった皆さんに感謝申し上げます。
◇元一迫町消防団分団長 桑折 茂志 さん(一迫大川口上)
身に余る光栄です。この度の受章は、行政の協力、そして何よりも家族の支えがあったからこそと感じています。
ありがとうございました。
■長寿100歳 おめでとうございます
大正、昭和、平成、令和。激動の4つの時代を駆け抜け、思いを紡いで1世紀。
100歳の誕生日を迎えた3人を紹介します。
◇阿部 明子 さん(栗駒猿飛来上)
教員を退職後、姉が作るリンゴの配達を手伝っていた阿部さん。長寿の秘訣は、おいしい食事とリンゴを食べることです。
◇佐藤 美壽子 さん(一迫大崩)
稲作や畜産など、農業に励んだ佐藤さん。通所するデイサービスの行事を楽しみながら、毎日元気に過ごしています。
◇郷内 幸子 さん(瀬峰野沢)
結婚を機に、瀬峰地区に移住した郷内さん。3人の子育てと農業に精を出しました。楽しみは、友人とのおしゃべりです。