- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県栗原市
- 広報紙名 : 広報くりはら 令和7年11月号
各地区の催しを、毎月5地区ずつ紹介します。
取材を希望する場合は、催しを開催する2カ月前までに、市政情報課(【電話】22-1126)へ連絡してください。
■力作の面が集う
9月18日(木)から21日(日)にかけて、栗原文化会館を会場に「第18回夢玄面友会能面展」が開催されました。
この催しは、能面作家の菅原夢玄さん(一迫中町)が主宰する能面教室に通う生徒で作る「夢玄面友会」が主催したもので、夢玄さんや生徒が制作した能面45点が展示されました。また、能面を身に着けて写真撮影ができるブースも設けられ、市内外から訪れた多くの来場者は、迫力ある力作の数々にじっくりと見入りました。
■カレーが生む笑顔の輪
10月9日(木)、花山石楠花センターを会場に「わいわいカレーの日」が開催されました。この催しは、一般社団法人はなやまネットワークが花山地区に住む77歳以上の高齢世帯に交流機会や暮らしに役立つ情報を届けようと月1回開催するもので、今年から新たに始めた事業です。
4回目の開催となった当日は、約30人が参加し、運動機能の低下を予防する体操を学んだ後、花山産の食材を使ったカレーを食べ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
■合宿通学で育む心身
9月25日(木)から27日(土)にかけて、瀬峰公民館で「令和7年度せみね合宿通学」を開催しました。
瀬峰・高清水教育センターが主催するこの行事は、共同生活を通じて子どもの自主性や協調性を養うことを目的に、20年以上前から行っています。
今年は、瀬峰小学校の4年生から6年生の児童19人が参加し、料理や掃除を分担しながら共同生活にチャレンジ。児童たちは、サポート役の大人や、友達の力を借りながら日々の課題をこなし、充実した3日間を過ごしました。
■秋晴れのフェスティバル
10月5日(日)、細倉マインパークで「第29回金田森フェスティバル」が開催されました。
ステージでは、郷土芸能の白鶯太鼓や、プロのマジシャンによるマジックショーの他、お楽しみ抽選会なども行われ、会場は大いににぎわいました。
また、同時開催の「第22回環境フェア」では、フリーマーケットやエコクッキング、廃タイヤの有料回収など、地球環境に配慮したさまざまな企画が行われ、来場者は秋晴れの下、それぞれのイベントを楽しみました。
■自然と文化を未来につなぐ
10月4日(土)、一迫地区の複合施設「風の沢」で「第18回くりはら万葉祭~土と火のまつり~」が開催されました。
NPO法人風の沢とタラチネの会が主催するこの祭りは、伝統芸能や縄文土器づくり、食を通して、現代における祈りの形を模索するものです。当日は、神楽の奉納や、縄文土器づくりワークショップなどの他、来場者が持ち寄った食材を使った料理の振る舞いが行われ、来場者は自然がもたらす恵みを堪能していました。
