くらし まちの話題

■熊の生態を知り事故防止へ
9月27日(土)、志波姫この花さくや姫プラザで「栗原南支部会員狩猟・有害レベルアップ研修」が開催されました。
この研修会は、宮城県猟友会栗原南支部が初めて開催したもので、有害鳥獣駆除にあたる会員が、熊などの生態を理解し、駆除作業時の事故防止につなげようと開催されたものです。
当日は、約50人が参加し、専門家から熊や鹿、イノシシなどの生態や捕獲時のポイントなどの説明を受け、真剣な表情で聞き入りました。

■新メンバーで挑む中学新人戦
9月27日(土)と28日(日)、市内各地で「市中学校新人体育大会」を開催しました。
この大会は、中学1年生と2年生が出場し、日頃の練習の成果を競うもので、9競技で優勝が争われました。このうち、卓球競技では、若柳総合体育館を会場に個人戦と団体戦合わせて52人の選手が出場。鋭いサーブやスマッシュが決まると「よし」とガッツポーズする選手も見られた他、客席から大きな声援が送られ、白熱した試合が展開されました。

■地域おこし協力隊へ委嘱状交付
10月1日(水)、新たに栗原市地域おこし協力隊として、「くりでん」保存活動推進業務に従事する秋葉隆史さん、限界集落「文字地区」活性化事業業務に従事する河村真樹夫さんに、委嘱状を交付しました。2人は「これまでの経験を生かし、地域貢献していきたい」と意気込みを語りました。
既に活動している隊員と合わせ、総勢で9業務16人となった栗原市地域おこし協力隊。今後、それぞれが持つノウハウを生かした各分野での活躍が期待されます。

■栗駒山紅葉に染まる
9月下旬から10月中旬にかけて、栗駒山の紅葉が見頃を迎えました。
宮城、秋田、岩手の3県にまたがる栗駒山は、紅葉シーズンには赤や黄、緑色の葉によって美しく彩られることから、神の絨毯と称されています。その景色を一目見ようと毎年、国内外から多くの人が訪れます。
今年は、連日の猛暑の影響で葉に焼けや傷みが見られたものの、例年並みの色付きとなり、週末を中心に多くの観光客や登山客でにぎわいました。

■絆深まる運動会
10月5日(日)、花山地区の二反田公園を会場に「令和7年度(第19回)花山ふれあい運動会」が開催され、花山地区の住民や、花山小学校の児童6人が参加しました。
運動会は、同校児童による「よさこいソーラン」で幕を開け、元気いっぱい踊る姿に会場は大盛り上がり。その後の各競技では熱い戦いが繰り広げられ、中でも「樽ころがし競技」は、ベテランの巧みなプレーが光りました。会場は常に笑顔があふれ、地域の絆がより深まる一日になりました。

■大迫力のビッグバンド
10月5日(日)、栗原文化会館で「原信夫とシャープス&フラッツ ジャズコンサートライヴ2025 in くりはら」を開催しました。
日本を代表するビッグバンドとして多くの観客を魅了してきた同バンド。アルトサックス奏者で栗原ドリームアンバサダーの大山日出男さんが所属している縁で、栗原公演が実現しました。
当日は多くの観客が詰めかけ、軽快なスウィングや迫力満点の即興演奏に、会場は熱気と感動に包まれました。

■全国でも自分の走りを
11月1日(土)から3日(月)にかけて、神奈川県横浜市の日産スタジアムで開催される「日清食品カップ第41回全国小学生陸上競技交流大会」の女子100mの部に、築館小学校6年の小山莉乃さん(築館伊豆2区)が出場します。
3年前から競技を始め、自己ベストの更新を目標に日々練習に打ち込む小山さん。出場に当たり「全国大会では他の選手のプレッシャーに負けず、自分の走りができるように頑張ります」と抱負を語りました。

■長寿100歳おめでとうございます
大正、昭和、平成、令和。激動の4つの時代を駆け抜け、思いを紡いで1世紀。
100歳の誕生日を迎えた3人を紹介します。

◇後藤 まさき さん(鶯沢駒場上)
地域とのつながりを大切にし、踊りや、加工品生産に励んだ後藤さん。孫やひ孫に会うことを楽しみに過ごしています。

◇松田 具代 さん(一迫清水二)
小学校教諭として働いた松田さん。102歳の姉より長生きすることを目標に、日々健康に気を付けて過ごしています。

◇伊東 はない さん(一迫新町)
細倉鉱山で働く夫を支えながら、子育てに励んだ伊東さん。食事を好き嫌いなく食べ、毎日元気に過ごしています。