- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県東松島市
- 広報紙名 : 市報ひがしまつしま 2025年4月1日号
住み続けられ持続・発展する東松島市~地方創生のトップランナーをめざす~
■令和7年度 一般会計当初予算は214億7千万円を計上
令和7年度の一般会計当初予算は、「東松島市第2次総合計画後期基本計画」に掲げたまちづくりの将来像実現のため、5つの「まちづくりの方向性」に沿って編成し、前年度比5・8%減の214億7千万円としています。
後期基本計画期間の最終年度となる令和7年度は、計画に掲げた将来像の実現のための予算としています。また、市長の任期が満了となることから、採択を受けた国・県の補助事業、債務負担行為に基づく継続事業、扶助費等の義務的経費、施設維持管理費等を中心に骨格予算として編成しています。義務的経費(人件費、扶助費、公債費)は、総額84億9千31万円とし、歳出に占める割合は39・5%となっています。
東日本大震災の被災者支援では、引き続き「心の復興」のための被災者サポートセンターを設置するほか、被災者に寄り添った本市独自の政策として、災害公営住宅家賃の3割減額を継続します。
◆一般会計 歳入予算
歳入予算は大きく2つの財源に分けられます。1つは『自主財源』で、市が自主的に収入できる市税や使用料・手数料をはじめ、基金繰入金などです。
自主財源の割合は行政活動の自主性と安定性が確保できているかの目安であり、令和7年度は歳入全体の34・0%となっています。
もう1つは『依存財源』で、国や県の決定により得られる地方交付税や補助金のほか、地方債などです。令和7年度は歳入全体の66・0%となっています。
▽自主財源
主な自主財源として、市民税・固定資産税等の市税は、前年度比3・5%増の、40億7千581万円としています。
繰入金では、「公共施設整備および大規模改修基金」や、ふるさと納税寄附金を積み立てた「ふるさと基金」のほか、「特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金」などからの繰入れにより、前年度比36・8%減の17億9千3万円としています。そのうち財政調整基金繰入金は8億4千515万円となっています。
▽依存財源
主な依存財源として、国から交付される地方交付税では、前年度比0・4%減の57億2千300万円とし、このうち普通交付税は、基準財政需要額の増により、前年度比1・3%増の51億300万円となっています。
国庫支出金では、施設整備に伴う国庫補助金の減額などにより前年度比2・8%減の37億5千795万円とし、このうち、航空自衛隊松島基地所在に係る防衛関連補助金は、総額で9億8千735万円となり、大曲小学校校舎改築事業や市道新沼・上河戸線改良舗装事業、子ども医療費無償化のための基金積立金や学校給食の保護者負担軽減措置に活用するほか、図書館増築・改修事業や鷹来の森運動公園大規模改修事業などに活用します。
市債では、鷲塚99号線と五味倉線の冠水対策として道路橋りょう施設整備事業債を計上し、大曲小学校校舎改築事業や矢本東小学校校舎防音機能復旧事業として学校教育施設整備事業債を計上するなど、市債全体で前年度比23・3%減の16億4千910万円としています。
◆一般会計 歳出予算
令和7年度当初予算に計上した歳出予算のうち、主なものは次のとおりです。
総務費:令和7年度から市内7か所の市民センターを市直営化します。また、4月執行の市長・市議会議員選挙、7月に任期満了を迎える参議院議員選挙のほか、秋に予定される宮城県知事選挙事務を行います。
民生費:特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用して、子ども医療費無償化を継続します。また、令和6年10月に制度改正された児童手当について、支給年代の延長や支給額増額等の拡充に対応します。
衛生費:予防接種では、新型コロナウイルスワクチン定期接種等に加え、4月から65歳以上の高齢者等を対象に帯状疱疹ワクチン定期接種を開始します。
農林水産業費:一次産業の生産基盤整備を引き続き進めるため、西小松地区をはじめとするほ場整備事業や月浜漁港整備事業を継続します。
商工費:「2022年世界の持続可能な観光地トップ100」への選出と、「ベスト・ツーリズム・ビレッジ2023」に認定された強みを活かし、引き続き観光情報を国内外に発信していくとともに、「道の駅東松島」は順調に推移している来訪者と売上高の維持・拡大のため、指定管理者である東松島観光物産公社と連携を図ります。
土木費:前年度に引き続き、防衛施設周辺整備事業として、市道新沼・上河戸線、市道百合子線、市道川前三2号線の改良舗装工事を行います。
消防費:防災対策整備事業として、市道牛網・関下線を避難道路として整備するための、調査測量設計を行います。
教育費:学校整備では、矢本東小学校冷温水発生機改修工事を行うほか、前年度に引き続き、大曲小学校校舎改築工事を行います。社会教育施設では、前年度に引き続き、図書館増築・改修工事のほか、奥松島縄文村歴史資料館敷地に整備する文化財収蔵施設整備工事を行います。社会体育施設では、前年度に引き続き、鷹来の森運動公園大規模改修工事を行います。学校給食では、防衛関連補助金を活用して保護者負担軽減措置を継続し、これまでの約半額支援を3分の2支援へと拡充します。