健康 健康長寿の鍵はフレイル予防

2月はフレイル予防月間です。この機会に自分の心身の健康を振り返り、フレイル予防を実践してみませんか。

■フレイルって?
「フレイル」とは、健康な状態と要介護状態の間であり、加齢などにより体力や気力が弱まってきている状態のことです。多くの人がフレイルの段階を経て、要介護状態に陥ると考えられています。一方で、早期に気付き、適切な対策をすることで、健康な状態に改善することができます。

■あなたは大丈夫?いざ、フレイルチェック!(改訂J-CHS基準)

「はい」に3つ以上該当した場合は、フレイルの可能性があります。自分の状態を知り、予防方法を学びましょう。

■フレイル予防の3本柱
(1)栄養 バランスの良い食事をしっかりとる。口こう腔くう内の健康にも気を配り、定期的な歯科受診を心がける。
(2)身体活動 日常生活での活動量を増やす。
(3)社会参加 趣味活動や地域交流などで社会との関わりを持ち、活動の場を広げる。

日常生活の中で3本柱をバランスよく実践し、フレイルを予防することが健康寿命を延ばす第一歩です。
人によって、フレイルの兆候は40代から始まる場合もあります。中年期以降は生活習慣病予防だけではなく、フレイル予防にも取り組みましょう。

■「フレイルドミノ」に注意
社会との関わりを失うことがフレイルの入り口です。社会性の低下が引き金となり、心身のさまざまなものがドミノ倒しのように弱っていきます。閉じこもらずに、自分の活動の場を広げてみましょう。
出所:東京大学高齢社会総合研究機構・飯島勝也 作図

■「おおさきフレイル相談薬局」認証制度
フレイルについて気軽に相談できる体制づくりのため、市と大崎薬剤師会が協働で「おおさきフレイル相談薬局」の認証制度を始めました。
4月1日(火)から、認証された薬局でフレイルチェックや薬・食事・運動などのフレイル予防に関する相談ができるようになります。
詳しくは、市ウェブサイトを確認し、本制度を活用してください。

問合せ:健康推進課健康増進担当
【電話】23-2215