くらし 令和5年度 決算報告(2)

◆令和5年度決算に係る“主な施策事業”
令和5年度一般会計歳出決算に係る主な施策事業(重要施策事業など)を一部公表します。なお、詳細は「令和5年度決算に基づく主要施策成果説明資料(ホームページ掲載)」を併せてご覧ください。

◇観光イベント事業等助成事業 545万円
観光産業の活性化を図るため以下の事業を実施・運営する実行委員会に対し助成金を交付。
(1)支倉常長まつり事業(380万円)
(2)古賀政男顕彰事業、青根温泉感謝祭事業(160万円)
(3)基金への編入(5万円)

◇町営住宅整備事業(新設) 6,062万円
老朽化している中原住宅の建替え工事(建築工事、施工監理業務など)2戸建×1棟(6,062万円)

◇有害鳥獣対策事業 953万円
有害鳥獣の捕獲・駆除に対する負担金や支援。イノシシ502頭、ニホンザル53頭、ツキノワグマ9頭、ニホンジカ2頭を捕獲。
・有害鳥獣捕獲隊活動支援
・鳥獣処理施設の維持管理
・鳥獣被害防止施設導入補助(11件)

◇やすらぎの湯揚湯(ようとう)ポンプ等修繕工事 3,135万円
やすらぎの湯維持継続のため、揚湯ポンプ等を修繕。

◇消防防災施設整備事業 1,975万円
火事や災害に備えるため、防火貯水槽、消火栓などを整備
・防火貯水槽(川内地区2カ所)
・ポンプ車車庫修繕

事業名:令和5年度決算に基づく主要施策成果説明資料に記載されている事業名及び歳出予算科目に対して任意的に事業名を付しています。
決算額:事業内容に記載されている内訳、又は事業に関連する歳出額の合計額を記載しているものです。
※災害復旧事業は、施策事業でないため、掲載していません。

◆借金(地方債)と預金(基金)
町の借金残高は、一般会計を含むすべての会計で減少し、町全体(全会計)では約2億円の減少となりました。
今後も急激な借金の増加により将来的な負担が大きくならないよう各事業を実施していきます。
預金は、深刻な雪不足となったスキー場への資金援助や福祉センターの修繕工事を実施するために取り崩しましたが、前年度からの繰越金などにより町全体では1億2,000万円の増加となりました。
老朽化による公共施設の更新、災害等の突発的な経費に対応できるよう引き続き預金の備えに努めていきます。

◇令和5年度末現在高
借金(地方債)
・一般会計…25億8,471万円
・下水道会計…11億3,662万円
・病院会計…1億8,020万円
・水道会計…9億3,430万円

預金(基金)
・一般会計…31億6,019万円
・国民健康保険会計…2億7,600万円
・介護保険会計…1億3,970万円
・温泉会計…3,787万円
・水道会計…6,636万円

◆財政健全化法による町の財政状況は「健全」
川崎町の令和5年度決算に基づき算定された健全化判断比率は、左表のとおり早期健全化基準を下回り財政状況は「健全」となりました。
健全化判断比率は、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」による指標で、左表4つの指標からなり、いずれかが早期健全化基準以上の場合には「財政健全化計画」を定めなければならず、また、将来負担比率を除く、いずれかの指標が財政再生基準以上の場合には「財政再生計画」を定めなければなりません。
資金不足比率は、公営企業における資金不足額の事業規模に対する割合であり、経営健全化基準以上の場合には「経営健全化計画」を定めることになります。


※黒字や資金が不足していないことなどにより指標が表示されない場合は、「-」で表示しています。比率の( )内は前年度数値。