健康 シリーズ健康づくり 第197回

■熱中症の予防には…!
熱中症の正しい知識を理解し、体調の変化に気を付けましょう。

▽熱中症の症状
・めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、筋肉のこむら返り(つってしまう)など
・さらに症状が進むと…頭痛、嘔吐、倦怠感、判断力低下、集中力低下など

▽熱中症予防のポイント
暑さを避け、身体に熱がたまるのを防ぐ!
・遮光カーテン、すだれなどで直射日光を遮断し、風通しを良くする。
・室温は28℃以下、湿度は70%以下を目安に、扇風機やエアコン等で調節する。
・屋外では、日傘や帽子を着用し、こまめに休憩をとる。
・吸水・速乾性のある服を着用する。
・活動は早朝や夕方の涼しい時間帯を選び、暑い時は冷たいタオルや保冷剤などで体を冷やす。

▽こまめに水分を補給する!
・のどの渇きを感じなくてもこまめに水分を補給する。目安は、1日に1.2ℓ(コップ約6杯)。
・大量に汗をかいた時は、適度に塩分やスポーツドリンクを摂取する。

▽応急処置~熱中症かなと思ったら~
・風通しの良い涼しい場所に移動し、衣服をゆるめ、首の周り・脇の下・足の付け根などを冷やす。
・自力で水分補給ができない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼ぶ。
※町では指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を設置していますのでご利用ください。詳細は、本紙掲載の二次元コードからご確認ください。