- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県七ヶ浜町
- 広報紙名 : 広報しちがはま 令和7年4月号
■“メタボ”ってなに?
メタボは正式には「メタボリックシンドローム」といい、腹囲(お腹回り)が大きいことに加えて、血圧の上昇、高血糖、脂質の異常値の3つのうち2つ以上当てはまる状態をいいます。ただ太っているだけではメタボとは呼ばないのです。
宮城県は、メタボの該当者・予備軍の割合が全国ワースト3位で、15年連続ワースト3位以内(※1)となっておりメタボの割合が高い県となっています
1.メタボの診断基準
内臓脂肪の蓄積に加えて高血圧・高血糖などが重複していることで動脈硬化を進行させる危険が高まるため生活習慣病の一歩手前の状態ともいえます。
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは、過去1~2カ月の血糖値の平均を示す検査値
2.メタボを予防・改善する
メタボは自覚症状がないことが多いため放置しがちですが、悪化すると心臓病や脳卒中、糖尿病になるリスクが高くなるといわれています。メタボの予防・改善には、食事・運動・生活習慣の見直しが大切です。
○食 事
1日3食食べる・食べすぎない・減塩する・野菜をとる。
1日3食ゆっくりと腹八分目に食べ、今よりうす味にするように心がけましょう。
○運 動
運動習慣をつける。スポーツだけではなく、隙間時間に生活の中で体をこまめに動かしましょう。
○生活習慣
喫煙を控える・ストレスをためない・健診を受ける。
毎年健診を受けて自分の健康状況を知りましょう。
七ヶ浜町のメタボ該当者・予備軍の割合は、県内35市町村中10位(男性5位・女性11位)(※2)という結果でした。
メタボの予防は毎日の正しい生活習慣がカギを握っています。日々の生活を振り返り自分にできることから始めてみることが大切です。
※1・※2「データからみたみやぎの健康-令和5年度版-」より
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