- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県利府町
- 広報紙名 : 広報りふ 令和7年7月号
成和産業株式会社様より企業版ふるさと納税でご寄附いただきました
◆文化・芸術の拠点リフノスに新たなシンボル
5月17日(土)、中学から高校時代を利府町で過ごし、トリノ五輪金メダリストで利府町観光大使でもある荒川静香さんの功績をたたえるモニュメントのお披露目式を行いました。モニュメントは高さ2.3mになるもので五輪で演じた荒川さんの華麗なるポーズが描かれています。
モニュメントは、不動産業を営む成和産業株式会社様が、まちの「新しいひとの流れをつくる事業」に賛同し、企業版ふるさと納税を通じてご寄附いただいたものです。
◆トークショー「乗り越える力」
トークショーでは、荒川さんの学生時代の思い出からオリンピック選手としての経験まで、多岐にわたるお話をいただきました。特に、トリノ五輪での「イナバウアー」については、コーチから「得点にならなくても、あなたの個性だから演技に取り入れなさい」と背中を押されたエピソードが紹介され、多くの参加者が感動しました。
現在は、母親として子育てと仕事を両立しながらプロとしての活動を続けている荒川さん。その言葉の随所には、困難を乗り越える具体的なアドバイスが光っていました。「後悔しないかを考えること」「準備の大切さ」、そして「自分で決断すること」の重要性など、実体験に基づいたメッセージは、多くの人にとって心に響くものでした。
荒川さんの人生観や前向きな姿勢に触れることができた、貴重なひとときとなりました。
[インタビュー]
自分が育った町にリフノスという素晴らしい施設ができ、多くの方との交流の機会をいただけて光栄です。また、故郷でシンボルにしていただけることは貴重なことだと感じます。利府町からさらに多くの皆さまが夢をかなえて活躍することを期待しています。
いつも温かく迎えていただき、来るたびに発展する町の魅力がより多くの人に伝わることを今後も願っています。
問合せ:生涯学習課 文化振興・リフノス係
【電話】767-2197