- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県横手市
- 広報紙名 : 市報よこて 令和7年3月号
じゅうおうむじん
横手の地で夢を描く人を紹介します。
■自然に優しく、人に優しく、素直に醸(かも)すモノとコト。
すなおなビールづくりをはじめます
sunao brewery
津川渚奈於
Profile(つかわすなお):横手地域出身の30歳。sunao brewery(スナオブルワリー)を運営する(株)うるかしこと代表取締役。
社名には、乾かないように水にひたすという意味の方言『うるがす』から、地域を潤したい思いを込めている。趣味はロードバイクやキャンプ。
横手市内第一号のクラフトビール醸造所を運営する津川さん。昨年2月の開業後、12月に初仕込みを行い、今年2月からは醸造所に隣接するタップルームで自社醸造した3種類のクラフトビールの提供を開始しました。その原材料には、横手産のホップやリンゴ果汁が使用されているものもあります。
「学生時代に留学先のドイツで飲んだビールがおいしく、ビール好きになりました。帰国後は民間企業に就職し、出張先でクラフトビールを楽しむ中、その魅力に引かれ、作り手になる道を選びました」と当時を振り返ります。
「好きな一杯が見つかった時の感動は他に変え難いものがあります。全国に800を超えるブルワリーがあるとされる今、地域に愛され、消費されるビールであることは必須。それを求めて外からもビールを飲みに来る。ここがそんな場所になれば、横手の魅力も高まるのではないでしょうか」と語ります。
「目標は全て地場産の原材料でおいしいクラフトビールを仕込むこと。この活動を通して地元の魅力を発信し、この場所を目指して横手市に来る方が増えたら、地元への恩返しにつながるのかな」。津川さんの挑戦は続きます。
・1月30日に行われたメディア向けお披露目会では、ホップ生産者とビールの特徴をPR
・ブルワリーは醸造所、タップルームは醸造所でつくられたビールを提供する飲食店のこと
・初仕込みのクラフトビール。優しい苦味や香りを楽しめるウィートエール(写真右(本紙参照))には横手産のホップとリンゴ果汁を使用