その他 担当者コラム今日も〝だいせん日和〟

また走る理由が、見つかったような気がしました
5月11日に行われた「だいせん田園ハーフマラソン」。冷たい雨に濡れ、ふらつきながら最後の長い坂を必死に登る74歳のランナーの姿がありました。制限時間、そして限界との闘い。時間切れまで残り20分、ゴールテープを切り見事完走しました。完走を信じて待っていた奥さんが涙ながらに駆け寄り、肩を支える姿。ボロボロになりながらも、前へ前へと進み続け完走したランナーの姿。拍手に包まれるお二人の姿に、胸が熱くなりました
私はかつて、角館から鷹巣を目指す「秋田100キロチャレンジマラソン」に挑戦しましたが、96キロ地点で13時間のタイムアップ。あのときの悔しさを思い出しました。そして、完走したそのランナーの姿を見て、改めて気付かされました。〝挑戦〟は年齢でも限界でもなく、自分自身の心が決めるものなんだなと。まだゴールしていない私の100キロマラソン。あの日の続きに向かって、もう一度、走り出してみようかな。(け)