健康 通いの場に来てみませんか?

通いの場とは、高齢者をはじめとする地域住民が主体となり、介護予防やフレイル予防などを目的とした、月1回以上の多様な活動の場や機会のことです。体操や趣味の活動を行う住民同士のふれあいを通じて、利用される方々の生きがいや心の居場所、仲間の輪を拡げる拠点となります。住民主体で運営活動することにより、生活上の困りごとの相談や、顔を合わせることで孤立予防にもつながります。
町では、平成26年度から開始した事業で、当初通いの場が立ち上がるか不安な面もありましたが、現在では16団体が住民主体で楽しみやつながりを見出し、活動を広げています。事業開始から10年が経過し、高齢化という新たな課題が出てきました。各団体では、次の世代の方々の参加を心待ちにしています。
通いの場では、主に「いきいき百歳体操・かみかみ百歳体操」「お茶のみ会」「紙芝居」「季節のイベント花見・芋煮会」「趣味のダンス」「輪投げ」などさまざまな活動をしています。皆さんいきいきとしており、笑顔が溢れていました。そんな住民の皆様の活動を一部ご紹介します。

■参加者の声
・近くにいても、顔も名前も知らなかったのに通いの場を通して楽しく笑顔で交流できました。今はとても大切な仲間です。これからも続けていきたいと思います。
・長年続けてきたおかげで、体操ばかりでなく、その前後のおしゃべりなどで気心の知れたなんでも話し合える仲間になりました。体操ばかりでなく顔を合わせ話し合うことで認知症の予防にもなっています。
・百歳体操交流会(町内の百歳体操実施団体の集まるイベント)で各地区の方の活動内容を聞き、今後地域のため、自分のためにも頑張らなくてはと思える有意義な会になりました。

■通いの場Q and A
Q.どうして通いの場は必要なの?
A.仲間・居場所づくりとして、さまざまな人生経験をもった人たちとの交流ができます。また、通いの場が充実することで住民同士のつながりができ、自分らしく地域の中で暮らし続けられる支えあいの関係ができていきます。

Q.いきいき百歳体操ってどんな体操?どんな効果があるの?
A.「おもり」を使った筋力運動の体操です(おもり無しでもOK)。おもりを手首や足首につけ、椅子に座ってゆっくりと手足を動かします。効果としては、まず筋力がつき、バランスをとる能力も高まり、転倒しにくくなり骨折や転倒を予防します。

■通いの場~外出と社会参加による介護予防~
「通いの場」をやってみたい方、参加者を随時募集しておりますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせ先、または健康福祉課介護支援G【電話】662-2456にご連絡ください。

▽通いの場の活動を行っている団体

新たに「百歳体操」を始めたいというグループなどにも、次のような支援があります。

お問い合わせ先:健康福祉課介護支援G
【電話】662-2456