くらし 出水期の雨には注意!

6月から10月は出水期とされ、集中的な豪雨や台風などで川が増水しやすい時期です。山形地方気象台によると、短時間強雨の年間発生頻度は長期的に増加しており、1時間降水量30mm以上の年間発生回数は1980年代と比べおよそ2.5倍に増加しているなど、災害のリスクが高まっています。
町では災害が発生したとき、または発生する恐れがあるときに、避難に関する情報を発信します。町公式ホームページ、LINE、防災アプリ@InfoCanalなどで災害情報や避難指示、避難所の開設などをお知らせしますので、大雨の際には町が発信する情報に注意してください。また避難指示が発令される前でも、気象庁などの情報を確認し、状況に応じて避難の準備を進めたり、自主避難するなど身を守る行動をしてください。

■キキクル(危険度分布)でリアルタイムに情報確認
気象庁で提供しているキキクル(危険度分布)は、地図上で土砂災害、浸水害、洪水などの危険度情報を確認できるリアルタイムサービスです。災害危険度はレベルに合わせて5段階に色分けされ、一目でお住まいの地域の状況を確認することができます。町からの情報と併せてご利用ください。

■もしもに備えて水防訓練
6月1日、町消防団による水防訓練が各地区で行われました。訓練には団長、副団長をはじめ、各分団部長、団員66名が参加し、3箇所の訓練場所に分かれ土のう作成訓練を行いました。その後あおば地区内の交差点付近が冠水したことを想定した訓練が行われ、消防団員は作成した土のうを空地に積み上げました。中山建設同友会(沖津宗幸会長)は道路上にバリケードを設置したり、除雪機械格納庫で、昨年度導入した地図情報システムを利用した、現地状況を町へ通報する機能の使い方を確認しました。
参加した団員は「いつ災害が起きても対応できるよう、日頃から訓練や準備をしっかりと行い、防災意識を高めていきたい」と話していました。