健康 伊藤貢先生の元気アップ!運動教室【PART319】

■今月のテーマ「マルチコンポーネント運動で動ける体づくりを!」
マルチコンポーネント運動とは、複数の運動要素を組み合わせた運動のことです。例えば、筋力トレーニング、有酸素運動、柔軟性を高める運動など、異なる運動の要素を組み合わせて行います。このような運動は、機能的な能力の向上と転倒予防のために有効とされています※1。(2020年に発表されたWHO身体活動と座位行動に関するガイドラインでも推奨されています※2)
西川町では、毎週水曜日の14時に町民体育館で「楽楽運動教室(奇数週)」と「ゆる楽運動教室(偶数週)」を開催しています。さまざまな運動を通じて、バランスの取れた、動ける体づくりを目指します。健康づくり・体づくりの機会として、教室をご活用ください。たくさんの方々のご参加をお待ちしております。

▽参考・引用資料
※1 厚生労働省HP 第1回健康づくりのための身体活動基準・指針の改訂に関する検討会 ガイドライン改訂に向けた研究班のとりまとめ
【URL】https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001112601.pdf
※2 World Health Organization(WHO). (2020). Physical activity and sed entary behaviour: a global perspective.
【HP】https://www.who.int/publications/i/item/9789240015128【HP】https://www.who.int

◆体幹のトレーニング!肩周囲の安定性を高めましょう!
お腹・肩周り(胸・背中・腕など)を意識しながら、5秒キープ×5回ずつ)
・スタートポジション…正面から(肘で床を押す)/横から(背中を伸ばす)
・右手を伸ばす(体が崩れないように注意)
・左手を伸ばす
(1)肘で床を押し、体を安定させたまま、片腕を伸ばす
(2)目線は伸ばした手の指先をみる
※詳細は、本紙をご覧ください

▽注意点
(1)体に痛みを感じたときは、運動を中止してください。
(2)可動域制限がある方は、無理のない範囲で行ってください。
(3)呼吸は止めずに(踏ん張らずに)、行いましょう。